2024年 4月 26日 (金)

「東京で買えるものの8割くらいそろう」東南アジア都市 それでも「海外生活はツライよ」と感じる理由

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

現地のものと日本のものを組み合わせると…

   バンコクの市内にあるすき家の牛丼は85バーツ(約280円)です。幸楽苑のラーメンは99バーツ(約320円)。カレーハウスCoCo壱番屋のカツカレーは160バーツ(約500円)です。

   円安が進んでいる2013年年末ですが、それでも日本国内の価格と大差がありません。普段は1食100~300円の現地食を食べ、たまに日本のチェーン店とか行く。特別な日には、1500~3000円くらいのちょっと高級な飲み屋に行くみたいな生活をしていると、ある程度のクオリティを保ちながら、生活コストは格段に安くなるわけです。

   このように、海外で生活をする際に、日本と全く同じクオリティを求めてしまうと、日本で生活するのと同等またはそれ以上のコストがかかってしまいます。しかし、住む土地の状況を確認し、現地のものと日本のものを組み合わせることによって、非常にコストパフォーマンスが高い生活をすることも可能です。

   私は、アジア各国の都市を「住む」ことを前提にたくさん回ってきましたが、品質と物価のバランスは、バンコクが最高だと思っていますので、どこかのタイミングでバンコクに引っ越ししたいなと思っています。(森山たつを)

森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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