2019年 10月 18日 (金)

部長が飲み屋で耳にした不穏なウワサ 「社長とママの関係」の真相

印刷
富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   私が銀行員時代に、某地方都市で仕事をしていたときのお話です。地方都市にありがちなのは地元企業の社長と飲み屋のママとの噂話。大手メーカーの下請けを専業とする取引先企業C社の部長が耳にしたのも、自社社長のそんな噂でした。

   部長がその噂に信ぴょう性ありとしたのは、ほとんど酒を飲まない社長が週に1~2回はその店に通っているという点からでした。

「地方都市ですから噂はすぐに広がります」

「聞き上手」を求めて飲み屋通い…
「聞き上手」を求めて飲み屋通い…

   「そりゃ誰が聞いても怪しいと思うでしょう。そのこと自体は社長のプライベートだからとやかく言う問題ではないでしょうが、人口10万程度の地方都市ですから噂はすぐに広がります。社長が飲み屋の女性にうつつをぬかしているなんて話が広まっては、それこそ会社の信用問題になりかねない。他の社員も心配しています」と困り顔で相談してきました。

   私は部長に代わって社長に事実を確認することにしました。

「僕とあの店のママがかい?バカバカしい。ありえないよ、そんなこと。その噂を流すヤツも流すヤツだが、鵜呑みにするうちの社員やあなたもどうかしているよ。よくよく現場を確認してからものを言ってくれよ」

   当時社長は50代前半。遊び人風情というよりはむしろ自他ともに認める大真面目なタイプなのですが、それが故にかえってシラフの飲み屋通いには何かあるに違いないと勘ぐられたのかもしれません。

   あらぬ疑いをかけられた社長はとても黙っていられんと思ったのか、その日のうちに私の手を引かんばかりの勢いで件の店に連れて行きました。

大関暁夫(おおぜき・あけお)
スタジオ02代表。銀行支店長、上場ベンチャー企業役員などを歴任。企業コンサルティングと事業オーナー(複合ランドリービジネス、外食産業“青山カレー工房”“熊谷かれーぱん”)の二足の草鞋で多忙な日々を過ごす。近著に「できる人だけが知っている仕事のコツと法則51」(エレファントブックス)。 連載執筆にあたり経営者から若手に至るまで、仕事の悩みを募集中。趣味は70年代洋楽と中央競馬。ブログ「熊谷の社長日記」はBLOGOSにも掲載中。
今すぐ無料会員に登録して、コメントを書き込もう!
お知らせ

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中