2024年 4月 25日 (木)

大丈夫?「スポーツドリンクがぶ飲み」派 熱中症対策の「落とし穴」とは

「ペットボトル症候群」とは?

   女性向け情報サイト「Woman.exite」の記事「熱中症対策の落とし穴 ペットボトル症候群にご注意」(7月22日配信)では、水分補給についての注意点を解説している。記事によれば「コーラやスポーツドリンク、ジュースなどの清涼飲料水を1日2~3リットル飲み続けると、『ペットボトル症候群』になってしまう危険がある」という。

   「ペットボトル症候群」は、糖分を多く含む飲み物(または食品)を大量に摂取することによって発症する急性の糖尿病だ。ペットボトル入りの市販の清涼飲料水をがぶ飲みして発症するケースが多いためにこの呼称が用いられている。糖分の多い飲み物の大量摂取により血糖値が上がる→血糖値が上がったことで口が渇いて水分が欲しくなる→飲み物をもっと飲む→さらに血糖値が上がる……という悪循環にはまり、血糖値が常に上がった状態になってしまうことでひき起こされる。倦怠感や体重減少など糖尿病と同様の症状が見られ、重篤な場合は昏睡状態から死に至るケースもあるという。

   スポーツドリンクは、水分だけでなく、汗で失われる塩分も効率的に補給できるため、熱中症対策の必須アイテムの1つとしてメディアなどで取り上げられることも多いが、あくまでも適量の範囲で摂取し、短時間に大量に飲みすぎないように注意して、うまく活用したい。(RH)

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