2019年 11月 18日 (月)

若手社員や内定学生が「早めに読んでおきたい」 良書10冊を紹介

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   今回は、新人社員や内定学生に向けて、今読んでおけばこれからの仕事人生にきっとプラスになる良書を10冊紹介しよう。選評者は、書評サイト「HUREC AFTERHOURS 人事コンサルタントの読書備忘録」を展開する和田泰明氏である。

働くということ、キャリア・デザイン、マネジメントについて

(1)『働くということ―実社会との出会い』黒井 千次(1982年 講談社現代新書)

   作家になる前に自動車メーカーに15年勤務した著者が、働くことの意味を自身の会社勤めの経験を顧みつつ考察しています。入社時の戸惑いや仕事への疑問などが率直に綴(つづ)られていて、その真摯な探求ゆえに、そこから得られた示唆は重く、説得力に富むものとなっています。


(2)『働くひとのためのキャリア・デザイン』金井 壽宏(2002年 PHP新書)

   自らのキャリアをデザインするとはどういうことなのかを考えるうえで参考になる本です。キャリア行動に関する理論・概念が、広範かつバランス良くカバーされています。これらの理論を、読者が自分たちのキャリアを決める際に活かしてほしいという、そうした著者の熱い想いが伝わってくる本です。


(3)『キャリア・コンピタンシー 新知的ビジネス・スキル講座』小杉 俊哉 (2002年 日本能率協会マネジメントセンター)

   自律的キャリア開発のための9要素(キャリア・コンピタンシー)を示し、キャリア理論などをベースに論を進めていますが、理論をなぞって終わるのでなく、著者自身がキャリアや生き方について深く考察し、読者をインスパイアしようとしているのが伝わってきます。知識以上のものが得られる本です。


(4)『小倉昌男 経営学』小倉 昌男(1999年 日経BP社)

   日本初の個人宅配事業を始めた元ヤマト運輸社長による本です。優れた経営者というものが、日頃どのようにものを考え行動しているのかを窺(うかが)い知ることができます。著者が卓越したアイデアの持ち主であったというだけでなく、その倫理的な人柄も伝わってくる本です。


(5)『マネジメント―基本と原則(エッセンシャル版)』ピーター・F・ドラッカー(上田惇生:訳、2001年 ダイヤモンド社)

   切り口もまとめ方も明快で読みやすく、マネジメントの総合書であり教科書であると同時に、ビジネスパーソンにとっての質の高い「啓蒙書」でもあります。ドラッカーは入門書を読むのもいいですが、ドラッカー自身が書いたものに若いうちに触れておくことを是非ともお勧めします。

上場・中堅企業の人事・総務部門に多くのコア読者を持つ月刊ビジネス誌。専門性の高い著者・ベテラン記者らによる鋭利なコンテンツラインナップが評判。1991年創刊以来、これまでの取材先企業は1,000社を超える。本連載では月刊『人事マネジメント』掲載記事をJ-CAST会社ウォッチ企画として抄録し公開している。
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