2024年 4月 27日 (土)

東京では「自分を出さずにいく」べき? 「大阪から転勤」の苦悩と現実

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「大阪に帰りたい......」

   中には、東京で勤務しているものの、「大阪に帰りたくなってしまった」人もいる。ヤフー知恵袋では、「大阪の人に聞きますが、東京に転勤になって、東京に馴染めず、大阪に帰りたいと思ったことありますか?」との投稿があった(2011年9月15日)。多少の『ホームシック』にかかっているのかもしれない。

   質問には、同じく関西出身者からの「共感」が多く集まった。中でも、文化の違いを象徴する「言葉の違い」に、ポイントが集中しているようだ。大阪の会社から、3年間の東京支社赴任を経験した人は、「まあ、住めば都ですわな(笑)」といいつつ、「電車にひとり乗っていたときに、『関西人ムカツク。言葉を直さないし......』」という会話を、何度も耳にしてしまったという。確かに、子供の頃から馴染んだ言葉を「直さないからムカつく」と言われるのは辛い。

   そんな関西出身者たちの回答に混じって、東京の人からは、「すいません、東京です......」と遠慮しつつ、次のような意見も寄せられた。いわく、「その人が東京に馴染めないというよりは、周りの人間が、その大阪の人のノリ(?)に馴染めない、ついて行けない......」のでは、という。「郷に入っては郷に従え」ともいうが、どこへ転勤が決まっても、自分を押し殺さない範囲で、上手くやっていくしかないのだろうか。それとも......(KH)

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