2021年 6月 18日 (金)

「バーベキュー」で分かる「人となり」 若者の自主性と組織風土の関係

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朱に交われば赤くなる

   この動物病院では、一貫して「自分で考えて行動する」ということと「相手を気遣う」ということを伝え続けてきました。それが組織に根付いてきて組織風土となり、新しい人が入ってきたら先輩がそれを教えるようになってきています。

   今年は4月から新人が3人入るということだったので、2月から3月にかけて新人が入ってきたらどのように教育するかということをみんなで考えました。

   そしてこの病院で働くにはこういう心構えを持ち、行動しなければならないという具体的なことまで考え、それを入社時に伝えるようにしたのです。

   入社してから3か月くらいまでは、いろいろ混乱して大変だったようですが、半年経って少し落ち着いてきたようです。

   「朱に交われば赤くなる」ということわざがあるように、入社してきた社員が良くなるか悪くなるかは組織風土次第です。組織風土を作っていくために次の3つを並行して進めていきました。

1:働く上での意識の醸成 (気づき)
2:自分で考えて行動することの意識付け (自立)
3:チームで仕事をすることの意識付け (協調性)
「この病院で働くにあたって、どのようなことを意識しなければならないか」

ということをみんなで考えていきました。いわゆる行動指針ですが、スタッフで作り、 「自立とはどういうことか」をみんなで考えて仕事で実践するようにしました。

   上記のことは当たり前のことだと思いますが、なかなか取り組むのは大変です。

   社員からも「こんなことやって意味あるの?」という風な不満も出てくることもあり、 なかなか思ったとおりに進まないこともあります。

   すぐに変わるわけでもないので途中で止めてしまうことが多いのですが、地道に同じことを何度も言い続けて、社員に伝えて実践させていくことが大事です。

野崎大輔(のざき・だいすけ)

大学卒業後に無職、離職を繰り返し社労士として独立し、企業の労使トラブルの解決に奔走する。2013 年7 月に自律型人材育成専門コンサルティングを行うデストロイ・ジャパン株式会社の創業メンバーに加わり、専務取締役に就任。社員が自発的に行動する組織作りに注力している。単著に『できコツ 凡人ができるヤツと思い込まれる50の行動戦略』(講談社)、共著に『黒い社労士と白い心理士が教える 問題社員50の対処術』がある。
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