2024年 4月 20日 (土)

修行期間中は「恋愛・携帯電話」禁止 「現代の丁稚」は時代錯誤か最先端か

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「一流の職人になるには、技術よりまずは人間性が重要」

   秋山社長は、ご自身が7年間の丁稚修行で職人として必要なものを得ることができたという実体験もあり、本気で一流の職人を育てるためにやられています。

   一流の職人になるには、技術よりまずは人間性が重要と仰っていました。

   この丁稚の期間で人間性を育んでいるのです。

   実際に19歳の1年目の女性の丁稚さんがいましたが、1分間の自己紹介をしてくれました。そして職人心得30か条というのを暗唱していたのですが、自己紹介を聞いてさらにこれを見て、私は驚愕とともに感動しました。立ち居振る舞いも素晴らしいのです。

   1年も経っていないのに、こんな高いレベルになるのか・・・

と驚きました。これだけでも、秋山木工の人材育成の仕組みがしっかりしていることが見受けられました。

   秋山木工では、入社するとまず1分間自己紹介をやるのですが、上手くできるようになるまで何回もやるので、まる1日かかるそうです。

   1分間の構成は次のようになっています。


   最初の20秒で自分の生い立ちや家族の話

   中間の20秒で現在どのようなことをやっているか

   最後の20秒で自分の志、将来の夢


   これを相手にインパクトが残るように話します。

   できるまで何回も、繰り返し練習させられます。

野崎大輔(のざき・だいすけ)

大学卒業後に無職、離職を繰り返し社労士として独立し、企業の労使トラブルの解決に奔走する。2013 年7 月に自律型人材育成専門コンサルティングを行うデストロイ・ジャパン株式会社の創業メンバーに加わり、専務取締役に就任。社員が自発的に行動する組織作りに注力している。単著に『できコツ 凡人ができるヤツと思い込まれる50の行動戦略』(講談社)、共著に『黒い社労士と白い心理士が教える 問題社員50の対処術』がある。
一流を育てる 秋山木工の「職人心得」一流を育てる 秋山木工の「職人心得」
秋山 利輝 「元気が出る本」出版部

丁稚のすすめ―夢を実現できる、日本伝統の働き方 一流を育てる日めくり 秋山木工の「職人心得三十箇条」[実用品] 社長! その解雇危険です~社員を辞めさせるまでに会社ができること~ 創業一四〇〇年――世界最古の会社に受け継がれる一六の教え 成功の要諦

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