2024年 4月 26日 (金)

あなたの給料を本当に上げる 「6つの基本」の押さえ方

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去年1年間、自分はいくら稼いだのか

□新しい仕事を引き受ける準備をする(職務給に対応する)

    同じ仕事をしている限り、毎年給与が増える、ということは今後減っていく。「職務給」という考え方と仕組みが広まっているからだ。では、どうすればいいのかといえば、新しい仕事を引き受けられるようにすること。例えば社内にITの専門家がいないのならITの勉強をするとか、新しいプロジェクトが立ち上がるときには手を挙げるとか。とにかく、「他の人がやっていない/できていない仕事」の経験を積むことだ。「できる」必要はない。やったことがあるかどうか、がこれからの給与を引き上げるきっかけになる。

□外国人を理解する(労働市場に対応する)

   日本で働く外国人が増えている。あなたの会社にも外国人がいるのなら、彼らがなぜあなたの会社で働いているのかを聞いてみよう。なぜなら、日本で働く外国人は、常に労働市場を意識しているからだ。

   外国人の考えにはあなたの考え方と同じ点もあれば、違う点もある。働くことへの意欲やきっかけ、目指すところで、何が同じで何が違うのかを理解しよう。

   その違いを理解して一緒に働くことができるのなら、あなたも労働市場を理解できるようになる。それはあなたが今の会社でもらっている収入額の妥当性を理解し、転職の可能性を理解できる手っ取り早い方法だ。

□自分の売上と費用を計算する(コストとしての価値を高める)

   去年1年間、自分がいくら稼いだのかを計算しよう。関わった売上がいくらなのかを計算して、そこから単純な原価を差し引く。商品販売だったら仕入を差し引けばよい。そうしておおよその粗利額を計算する。その粗利額と自分の年収を比較してみるのだ。多くの人はプラスだろうが、マイナスの人も20%くらいはいる。自分の売上と費用が分かれば会社の収益構造を知ることに対して本気になれる。

   もしあなたの仕事が事務や企画だったら、部署の人件費を合計して、全体売上に対する比率を計算してみよう。そして、社長がなぜそれだけの費用を払って、あなたの部署を存在させているのかを考えてみるといい。

上場・中堅企業の人事・総務部門に多くのコア読者を持つ月刊ビジネス誌。専門性の高い著者・ベテラン記者らによる鋭利なコンテンツラインナップが評判。1991年創刊以来、これまでの取材先企業は1,000社を超える。本連載では月刊『人事マネジメント』掲載記事をJ-CAST会社ウォッチ企画として抄録し公開している。
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