2020年 3月 30日 (月)

まさか!の「就活の落とし穴」 ハマる女子学生はこんなタイプ

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「一般職で楽をしたくない」

   短大併設の女子大出身者や、女子高校でクラスの大半が一般職就職をした、など一般職にネガティブな感情を持つ女子学生が言いやすいのが、この「楽をしたくない」。

   確かに、女子学生からすれば、その周囲で自分よりも意識が低い(はっきり言えばバカそうに見える)同級生などが一般職志望だと、「ああは、なりたくない」と考えてしまうようです。

   そうした話もよく聞きますが、これはこれで落とし穴。

   まず、一般職の仕事も、それなりに高度で、役職も係長クラスまで昇進する、という企業も増えています。総合商社や大手メーカーなどでは、一般職でも早慶クラスでないとそう簡単に就職できない、という実態があります。

   次に、「一般職で楽をしたくない」との言い方は、他でもない一般職の先輩社員から無用の反発を招くだけです。

   総合職志望の学生の心中はどうあれ、一般職社員は一般職社員でプライドがあります。それに、一般職の仕事が実は総合職とそう変わらないという企業もあります。それを学生が見分けるのはまず無理。社会人だって聞かない限り、わかりません。

   では、一般職社員のいないところで話せばいいか、といえばそうでもありません。

   女性総合職や管理職との懇談会、あるいは面接などでも、一般職はちゃんといます。他ならぬ総合職・管理職の女性社員です。

   安倍政権のウーマノミクスで、数値目標とはいえ、女性管理職比率の引き上げなどが定められました。

   これを受けて、各企業とも女性管理職を増やそうとしています。が、問題は人材不足。そこで、一般職のエース級を管理職に昇格(または一度、総合職に転換してから管理職へ)させる企業が増えています。

   つまり、女子学生からすれば、総合職・管理職だから一般職へのネガティブな思いを話しても大丈夫だろう、と思っていても、話す相手が元・一般職ということはよくあるのです。

   元・一般職で、今は課長補佐になっている女性はこう話します。

「一般職出身の私としては、複雑な心境です。それに、総合職は一般職と一緒になって仕事をしていくものです。あまり一般職を低く見る女子学生だといくら優秀でも一緒に仕事ができるか、となってしまいます」
石渡嶺司(いしわたり・れいじ)
1975年生まれ。東洋大学社会学部卒業。2003年からライター・大学ジャーナリストとして活動、現在に至る。大学のオープンキャンパスには「高校の進路の関係者」、就職・採用関連では「報道関係者」と言い張り出没、小ネタを拾うのが趣味兼仕事。主な著書に『就活のバカヤロー』『就活のコノヤロー』(光文社)、『300円就活 面接編』(角川書店)など多数。
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