2024年 4月 26日 (金)

海外含め「住みたいところ」に住む それが可能な時代の仕事術

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都心に住まなくても

   まず対面で現場に張り付くことが必要な仕事はすべてやめた。会員制のサロンビジネス(ノマド研究所)を始めて、Facebookの書き込みだけで収入が得られるようにした。

   必要なミーティングは、すべてGoogle Hangoutsで行い、時間を節約した。

   シンガポールや、カンボジアなど飛行機で1時間程度の国に住むビジネスの仲間を増やして、彼らと一緒に仕事をするようにした。

   こちらは生活費が安いので、生活だけで言えば、週に4時間くらい働ければ大丈夫だ。のこりの時間は、すぐにお金を生み出さない活動に当てても大丈夫だ。好きなことだけして暮らすことができる。

   最近は、国内外での移住がブームだとのこと。都心に住まなくても、どこでも仕事ができるライフスタイルが注目されているが、このライフスタイルがようやく知られるようになり、世間からも認められるようになってきた。

   なぜそこに住んでいるんですか?ときかれて、いや単に住みたいからだよと、答えて通るようになる日は近いと思う。(大石哲之)

大石哲之(おおいし・てつゆき)
作家、コンサルタント。1975年東京生まれ、慶応大学卒業後、アクセンチュアを経てネットベンチャーの創業後、現職。株式会社ティンバーラインパートナーズ代表取締役、日本デジタルマネー協会理事、ほか複数の事業に関わる。作家として「コンサル一年目に学ぶこと」「ノマド化する時代」など、著書多数。ビジネス基礎分野のほか、グローバル化と個人の関係や、デジタルマネーと社会改革などの分野で論説を書いている。ベトナム在住。ブログ「大石哲之のノマド研究所」。ツイッター @tyk97
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