2021年 4月 15日 (木)

社員教育に変化の兆し いま会社が求めているコト
【長寿企業の素顔】

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経営優劣のコアに「技術」

   長寿企業といえども、長く取引している顧客との関係を大事にすれば、経営が維持できる時代ではなくなっており、企業間の優勝劣敗がより明確になっています。その優劣のコアに「技術」が重要視されています。さまざまな分野で技術革新が華々しい時です。新技術、新商品をもってすれば、小企業がたちまちに市場をリードすることも希ではありません。

   新興企業との差別化は、長寿である年数よりも、技術力、商品力に重点が移っています。そのような時代を反映して、長寿企業でも理念系と、業務知識系の教育が拮抗するようになったと考えた方が、より正確に時代を捉えているでしょう。

   あいまも町の商店街で「創業明治●●年」などの看板を見かけることがあります。近年では明治、大正ではなく、「創業昭和●●年」というのも見かけるようになりました。かつて、日本では経営年数の長いことが信用となり、よい商品だという裏付けともなっていました。長寿企業が、自らが長寿であることを市場にアピールするのは信用を得る上で重要なことでしたが、そういう価値観に変化が起こっており、長寿企業の教育にも影響してきています。(浅田厚志)

浅田厚志(あさだ・あつし)
青山学院大学総合研究所・客員研究員で、長寿企業の経営哲学などを研究中。「出版文化社」代表取締役社長でもあり、創業以来、多くの社史・記念誌の企画制作や、出版企画プロデュースなどを手がけている。著書に『成功長寿起業への道』など。
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