2021年 9月 28日 (火)

「抜擢された、超うれしい」 ちょっと待った!それは罠かも(高城幸司)

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「鎖国」がトクと判断

   そんな状況で、万が一「辞める」と口にしたら、「君は自分がやっている仕事を放り出していくのか?」「周りのメンバーは大変だぞ」などと言われてしまう。責任感の強い人ほど辞められなくなります。結局、「この仕事が終わるまでは頑張ってくれ」とうまく丸め込まれる。さらに、その仕事が終わらないうちに別の新しい仕事を任される。そうやって、仕事に延々と縛られることで、「辞める」という選択肢を諦めさせられる傾向があります。

   ちなみに以前は囲い込みたい優秀な社員を海外留学させていました。しかし、それはむしろ逆効果であったようです。というのも、留学して勉強することで、語学力や専門知識などがついて当人の市場価値が上がるからです。また、外に出ることで新しい人脈もでき、自分の市場価値がどれほどか自分で確認できてしまう。結果として、より市場価値の高い優秀な人材として、社会へ送り出すことになってしまいます。

   優秀な人を辞めさせないためには、海外留学をさせるよりもむしろ「鎖国政策」をとったほうが、会社としては有益といえるのです。

   こうした囲い込みの発想を会社がもっているかもしれないことを踏まえて、任された仕事に取り組んでください。(高城幸司)

高城幸司(たかぎ・こうじ)
1964年生まれ。リクルートに入社し、通信・ネット関連の営業で6年間トップセールス賞を受賞。その後、日本初の独立起業専門誌「アントレ」を創刊、編集長を務める。2005年に「マネジメント強化を支援する企業」セレブレインの代表取締役社長に就任。近著に『ダメ部下を再生させる上司の技術』(マガジンハウス)、『稼げる人、稼げない人』(PHP新書)。
「高城幸司の社長ブログ」
株式会社セレブレイン
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