2019年 11月 15日 (金)

議論に強い学生はあの人に似ている 面接は勝ち負けじゃないのに

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   今回のテーマは「嫌われる学生」です。

   ちょうど、このテーマで原稿を書いていたところ、あれよあれよという間に舛添要一・東京都知事が辞職を表明してしまいました。考えてみると、彼の言動や行状、就活時に嫌われるタイプの学生ときわめてよく似ています。なぜ、嫌われるのか、その理由をまとめてみました。

「自分は正しい」だけでは

勝って何が得られるというのか
勝って何が得られるというのか

   舛添知事は、記者会見では、ときに記者に対してかなり強気に出ていました。おそらく、ディベートなら勝てるという自信がある、あるいは自分が正しいと信じ込んでいたからでしょう。その態度がより一層の反発を招き、辞職に追い込まれたのは周知のとおりです。

   さて、「舛添」学生の特徴は、知事同様議論に強い(と本人が思い込んでいる)ことです。実際にゼミ討論などで慣れている学生もいます。

   それ自体はいいのですが、問題は討論と就活におけるグループディスカッションが別ものであることを理解していない点にあります。

   討論では、自分の主張がいかに正しいかを論理的に述べ、相手を論破する必要があります。一方、グループディスカッションでは、自分の考えの展開だけでなく、他の学生とどのように協調して議論を進めているか、なども選考ポイントとなります。

   そのグループディスカッションで、舛添知事のごとく「自分は正しい」と言い張ってばかりいたらどうでしょうか。他の学生からは議論をぶち壊すプレーヤー、すなわち「クラッシャー」扱いです。選考する側も、面倒な学生と見て、選考の対象外とする企業がほとんどです。

石渡嶺司(いしわたり・れいじ)
1975年生まれ。東洋大学社会学部卒業。2003年からライター・大学ジャーナリストとして活動、現在に至る。大学のオープンキャンパスには「高校の進路の関係者」、就職・採用関連では「報道関係者」と言い張り出没、小ネタを拾うのが趣味兼仕事。主な著書に『就活のバカヤロー』『就活のコノヤロー』(光文社)、『300円就活 面接編』(角川書店)など多数。
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