2021年 1月 17日 (日)

カンボジア人の「携帯」拝見 所有率83%、LINE50%超

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若い女性はInstagramも

   前回お伝えしたとおり、カンボジアでも新品のiPhoneの値段は8~10万円。最新のiPhone7は正規販売されていないため定価より高く売られています。それなのになぜ......というのは、彼らのスマートフォンの購入価格を見ればすぐに分かります。

100ドル以下 12%
100-200ドル 33%
200-300ドル 20%
300-700ドル 20%
800ドル以上 15%

   と、いうわけで、iPhoneの新品を正規で買っている人は15%程度。ほとんどは中古のiPhone4sや5を使っているのです。

「なんでiPhoneにしたの?」
「あちこちで売っているし、格好いいから」

   理由もシンプルです。

   ちなみに、9割以上の人が月額の通信料は10ドル以下、ほとんどの人がFacebookを一番よく使っているのですが、意外なことに半数以上がLINEを、4分の1程度(特に若い女の子)がInstagramを使っています(ちなみにtwitterはほとんどゼロ)。

   カンボジアというと、地雷・虐殺・貧しい国というイメージで見られがちです。実際にプノンペンの街に来てみるとそんな感じは全くしないのですが、なかなかその感覚を伝えることができません。ですから、このように、母数は小さくても実態を数字で示してみると、ちょっとぐらいは感覚がつかめるのではないでしょうか。

   確かに、金銭面では我々よりも貧しいですが、その金銭でも楽しめるような中古のiPhone市場がしっかりとできあがっており、それを利用して、我々と同じアプリを(ちょっと古いけど)同じスマホで楽しんでいるのです。

   途上国=後れているというのは過去の話です。ソフトウェアは一瞬で世界中に同時に拡がりますし、ハードウェアも多少のラグはあるものの、結構均一化されるものなのです。

   途上国を、あなどってはいけませんよ。(森山たつを)

森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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