2020年 7月 12日 (日)

新聞読もうよ、マスコミ志望者 採用担当が当惑する今時の素顔

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   今回のテーマは「ダメなマスコミ志望者」です。マスコミを志望する学生は今も昔も変わらず、一定数います。ただ、昔ほど数が多くはないのと、マスコミへの就活全般を扱う雑誌がないこともあり、マスコミ志望者について触れられる機会は減っています。

「それはあなたが考えなさい」

何を撮りたい? 何を取材したい?
何を撮りたい? 何を取材したい?

   そんな中、マスコミ各社の採用担当者によるマスコミ志望学生についての特集記事を発見しました。朝日新聞社の「Journalism」、タイトル通りジャーナリズムの専門雑誌です。2008年創刊。2009年4月号以来、毎年3~5月号あたりで採用担当者座談会企画を掲載しています。

   出席者は日経、読売、朝日の新聞3社とNHK。ある年から中日も参加しています。テーマは、採用環境から志望学生、ジャーナリズム教育、研修、女性社員の働き方、ネットメディアなど。毎年似かよっていますが、その動向は少しずつ差があり、興味深いものがあります。

【「Journalism」2011年3月号】

   編集部 学生に何かやっておいてほしいことって、何かありますか。

   堀江(朝日新聞採用担当部長) そういう質問多いんですよ(笑)。「それはあなたが考えなさい」って僕は言っています。今年は特に多くて...。正しい答えがある受験勉強みたいに思っている。その場で問答しながら、一緒に考えてあげたりはしますけど。

   原田(読売新聞東京本社人事部次長) 答えを聞きたがるんですよね。

   堀江 そう、答えを求めている。

   大久保(NHK人事労務部担当部長) エントリーシートの材料や面接の答えに使いたいんですよ。

   堀江 「これをやっちゃいけないというのを教えてください」という質問も多い。

   原田 何て答えるんですか。

   堀江 それも「君が考えようよ」って(笑)。

   大久保 今の若い人たちはテレビゲームを、攻略本を読んでからやるじゃないですか。ああいう感じのイメージだと思うんですよ。

   原田 あらかじめ答えを知ってからやりたいんでしょう。それだと、面白くないと思うんですけどね。

石渡嶺司(いしわたり・れいじ)
1975年生まれ。東洋大学社会学部卒業。2003年からライター・大学ジャーナリストとして活動、現在に至る。大学のオープンキャンパスには「高校の進路の関係者」、就職・採用関連では「報道関係者」と言い張り出没、小ネタを拾うのが趣味兼仕事。主な著書に『就活のバカヤロー』『就活のコノヤロー』(光文社)、『300円就活 面接編』(角川書店)など多数。
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