東京都心の桜が全国で最も早く開花した。2017年3月21日に開花。昨年と同じで、平均よりは5日早いという。満開となるのはもう少し先だが、旅行の総合サイト・トリップアドバイザーが3月7日に発表した「2017 関東で人気の桜の名所・お花見スポットランキング」で、下調べした。人気はやっぱり、東京の中心のアソコ!桜の名所・お花見スポットランキングによると、関東エリアの1位は千鳥ヶ淵(東京都千代田区)。2位が新宿御苑(東京都新宿区)、3位は新倉山浅間公園(山梨県富士吉田市)だった。以下、4位が靖国神社(東京都千代田区)、5位は三渓園(神奈川県横浜市)。6位権現堂桜堤(埼玉県幸手市)、7位六義園(東京都文京区)、8位砧公園(東京都世田谷区)、9位根岸森林公園(神奈川県横浜市)、10位身延山久遠寺(山梨県身延町)、11位に大宮公園(埼玉県さいたま市)が続いた。1位は、やっぱりという感じで千鳥ヶ淵。ボートから眺めるソメイヨシノは絶景。夜にはライトアップされるので、仕事帰りにも立ち寄れて、美しい桜の花を愛でることができる。ちなみに、ライトアップに使われている電球はLED電球を使用。環境への配慮も欠かさない。新宿御苑は、桜はもちろん、いっぱいの春の花が訪れる人を出迎えてくれるし、靖国神社は東京の桜の「開花」を観測するための標準木があることで知られる。12位の目黒川(東京都目黒区)はここ数年、ライトアップで人気急上昇のスポット。川面に揺れる桜が映える。13位は皇居東御苑(東京都千代田区)、東京タワーが近い、14位の増上寺(東京都港区)はソメイヨシノのほか、しだれ桜が見どころ。15位は井の頭恩賜公園(東京都武蔵野市)、16位小石川後楽園(東京都文京区)、17位汽車道(神奈川県横浜市)、18位にお花見のメッカ、上野恩賜公園(東京都台東区)。19位は都立小金井公園(東京都小金井市)、20位に音無親水公園(東京都北区)がランクインした。日本の春を満喫したいトリップアドバイザーに寄せられた口コミでは、「桜の品種が多いので、開花時期が約1か月間ほどあります。木には品種を示したタグがあるので、それを眺めながら園内を回るといいでしょう」(新宿御苑)「富士山・桜・五重塔と日本を代表するような風景が一度に見られるという外国人にも人気のスポットです。上まで登るには400段くらいの階段を登ることになりますが絶景が待っています」(新倉山浅間公園)「約1キロメートル・千本もの桜の堤と広大な菜の花畑のコラボが見事でした。これほど雄大で綺麗なお花見はほかではなかなか見られないと思われます」(権現堂桜堤)などと各地のスポットをたたえる声が相次いでいた。ツイッターでも、実際にお花見で各地を訪れた人たちの声をひろってみると、「入社2年目の4月に千鳥ヶ淵で花見の場所取りをして、普段話せない職場のえらい人から『良い場所をとったな』とお褒めの言葉を頂いたのは今でも良い思い出」「新宿御苑は去年もお花見いったんだけど広いから場所取りいらないし、お酒持ち込み禁止なのと荷物検査があるのと入園料がかかるから酔っ払いとか変な人がいないのでオススメだぜ」「上野公園でお花見してきましたー。始発で場所取りは鬼の苦行でした」「三渓園、桜の頃は激烈な場所取りが繰り広げられますが菖蒲の頃はとても空いてます。是非トライを!」と場所取りに奮闘しつつも、年に1度のお花見を楽しんでいる様子が伝わってきた。天気予報によると、東京周辺の桜が満開になるのは4月1、2日の週末らしい。今年も日本の春ならではのお花見を満喫したい。
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