就活生へ その身だしなみで面接官と闘えます?

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   新年度がスタートし、街には多くのフレッシュマンが溢れています。まだまだ大学のサークルのノリよろしく、ワイワイと集団で歩く彼らも大変な就職活動を経験して社会人をスタートさせたことでしょう。

   さて、今回は社会人になる手前の就活での、ある出来事をご紹介します。

  • 身だしなみは足もとから!
    身だしなみは足もとから!

靴の修理に駆け込んできた女子学生

   その日、都心のオフィス街にある靴修理店にいると、就活生らしき女性が慌てた様子で店内へ飛び込んできました。

   どうやら靴が破けてしまったらしく、修理をして欲しいとのこと。店主は靴を見て、修理ができる状態ではないこと、もし修理をするにしてもパッチワークのような継ぎはぎになるのでおススメできないと答えました。

   女性は、継ぎはぎは目立つか? と質問し、店主は目立つし修理に時間もかかるから、急ぐなら近くの店で靴を買うよう促しました。

   泣きそうな顔をしながら店を出た彼女を見送りながら、店主がポツリと私に

   「大事な用事って、きっと面接なのでしょうね。でもあの状態で修理したら逆に目立ってしまいますよ。かわいそうですけど」

   と言いました。

   その言葉に、私は

   「そうですね、あれほどまでに破けるまで修理もせず、大切な日に履いてくること自体が間違っているのですよ」

   と。さらに

   「今日まで何回も履いて違和感がしたはずです。それなのに履き続けるということは、リスクが想像できない証拠です。説明会や面接に臨む姿勢自体に問題があるのです」

   と、ちょっと厳しめに続け、そして慌てて

   「私、仕事で就活の指導をしているものですから」

   と付け加えました。

   店主も意を得たりという表情で仕事に戻りました。

篠原あかね(しのはら・あかね)
リクルートにて企業研修アシスタント、金融機関等での役員秘書を経てビジネスマナー講師として活動。2011年よりスマートコミュニケーションズ代表。ビジネスマナー、コミュニケーション、CS向上等の企業研修のほか、自身の宴会幹事経験をもとに「愛される宴会部長セミナー」も主催。著書に『宴会を制する幹事は仕事も制す。』『マンガ 黄金の接待』(監修)などがある。お客様や社内で愛されキャラになるコツを悩める社会人へ発信中。
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