2020年 11月 28日 (土)

女性の方が英語ができるのか 脳が違う?ベテラン通訳者に聞く

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   新年度が始まり1か月ほどが過ぎた。新社会人やビジネスマンの中には「心機一転、英語の勉強でもするか」とテキストを買いそろえた人もいるのでは。

   日本人になじみの深い英語テストに、「TOEIC」がある。調査によると、最新の平均スコアでは女性が男性を140点上回ったという。「そういえば、学校で英語の成績が良かったのは女の子が多かったな」「テレビの同時通訳は女性ばかり」という気もする。男女間では、努力面以外に語学の習熟に差があるのだろうか。

  • 英語で口げんかできれば本物!?(写真はイメージ)
    英語で口げんかできれば本物!?(写真はイメージ)
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研究では「話すときに男は左脳、女は左右両方を使う」

   TOEICに関する調査結果を2017年3月16日に発表したのは、ソフトウエアメーカー「ソースネクスト」。有効回答数2764件のうち、TOEIC受験経験者は30%で、受験者の最新の平均点は男性が526点なのに対して女性は668点だった。限られたサンプル数だが、140点差とは大きな開きだ。

   外国語を含めた言語力に関する男女の違いについて、世界中でベストセラーとなり、日本では2000年に翻訳版が出版された「話を聞かない男、地図が読めない女」(主婦の友社)では、脳研究を交えた記述がある。まず、頭をけがした患者を対象とした研究で、人が脳の左側に損傷を受けると、男性は発話能力や語いのほとんどが失われるが、女性は影響が小さかった。1995年、米エール大の研究チームが、韻を踏むときに脳のどこが使われるかを調べる実験を行い、MRI(核磁気共鳴画像法)で血流のわずかな違いを測定すると、言葉を話すときに男性は左脳を、女性は左右両方を使っていることが分かった。

   この研究については、産業技術総合研究所による「短いエッセイを朗読してそれを男女に聞いてもらい、左右の脳の活動を調べる」という別の実験でも、「男性は左脳が主に活動するのに対し、女性は左右両方の脳が同じように活動していた」と同様の結果になった。

   産業技術総合研究所のウェブサイトでは「一般的に左脳は情報を分析的に、右脳は全体的に処理すると言われています。さらに近年のデータによると、右脳は時間的に離れた二つの刺激を結びつける働きをするらしいことも分かってきました。女性は男性よりも話の中で離れた部分同士を結びつける能力に優れている可能性があります」と説明している。

   「話を聞かない男、地図が読めない女」では、こんな説明もある。

   「女の子の左脳は、男の子より成長が速い。だからあとから生まれた妹も、兄さんより早く、じょうずに話せるようになる。女の子は字を覚えたり、外国語を習得するのも早い」

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