2020年 8月 8日 (土)

社長の市場予測に乗った! 低空飛行の「ジャムコ」株に買い材料

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   航空機の内装品メーカー、ジャムコの2017年3月期決算が2017年5月22日に発表された。売上高は前期比10.6%減の818億円、営業利益は75.8%減の21億円、純利益は80.4%減の 10億円の減収減益だった。

   ジャムコ株は、5月26日現在で1000株を保有。2月23日に2570円で100株、4月7日に2370円で100株買い増したばかりで、想定内の決算内容に胸をなで下ろした。

  • 航空機の内装を手がけるジャムコ株に値上がり期待!(写真はイメージ)
    航空機の内装を手がけるジャムコ株に値上がり期待!(写真はイメージ)
  • 航空機の内装を手がけるジャムコ株に値上がり期待!(写真はイメージ)

民間航空機の市場規模は倍増見込み

   買い増したきっかけは、2017年2月15日付の日本経済新聞にあった「ニュース一言」だ。ジャムコの大喜多治年社長のコメントを掲載。「航空機の新規受注は低調で、2019年にならないと業況は持ち直さないだろう」と予測したうえで、「だが、当社は欧州エアバスへの設備出荷が増え、落ち込みが一部補えそうだ」と語った。

   米ボーイングの大型機の減産で、航空機関連の企業には逆風が吹くなか、ジャムコは今夏、エアバスの新大型機「A350」向けの厨房設備(ギャレー)・化粧室(ラバトリー)を初出荷する。大喜多社長は「『この機種の半分に搭載されるのでは』と期待する」と、その記事は結んでいた。

   米ボーイング社は、資源安や景気低迷で、新興国からの大型機の受注は落ち込んでおり現行777型機を、2017年から減産する方向で進んでいるとされる。

   ボーイング社のプレスリリースにある最新市場予測(2016年)によると、今後20年間の新造民間航空機の需要は機数ベースで3万9620機(前年予測より4.1%増)。航空機セクターでは民間航空機の市場規模が倍増し長期成長が続くとみているようだ。

   また、単通路機への需要が成長をけん引。単通路機市場の中核となるのは最新鋭で試験飛行中のボーイングMAX8と、現行の737‐800型機。このサイズの航空機は世界の単通路機の受注残の76%に相当するという。

   ワイドボディ市場では、9100機の新造機需要が生じると予測。2021年から28年には潜在的な代替え需要の大きな波があるとみており、「ボーイングは引き続き超大型機から787や777、777Xのような中小型ワイドボディへのシフトが進むと見ています」としている。

   2016年10月4日付の日本経済新聞には、「20年にも初号機を納入する燃費性能を向上した777Xで需要掘り起こしを狙う」と書かれていた。

   大喜多社長の「2019年にならないと業況は持ち直さない」との予測は、こうした状況を考慮してのことではないかと読んだ。

石井治彦(いしい・はるひこ)
   1970(昭和45)年に大学卒業後、自動車大手に勤務。リース販売を手がける。投資歴は実質25年。入社後にユーザーと接するなかで得た情報と自分の知識で、最初のボーナスをもとに株式運用を開始。しかし、78~98年の20年間は投資する余裕がなく、休止に。それが幸いしてバブル崩壊の痛手は軽傷だった。ただ、いつでも動けるよう、日本経済新聞をはじめ経済誌などには目を通していた。
   「現物株式取引」と「長期投資」が基本姿勢。2011年の退職後は少しの小遣い稼ぎと、興味をもって経済誌を読むために株式を保有している。現在、14の銘柄で、1万3800株を運用。東京都出身、69歳。
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