2024年 4月 19日 (金)

「小さな習慣、大きな成果」 これで解決!「3日坊主」のあなたの英語(20)

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   あなたが英語に挑戦して、なぜ「3日坊主」で終わってしまうのか、わかりますか――。

   今回は、米国の人気ブロガーが唱える「小さな習慣」の効用を、英語の学習に応用してみました。これまで、あなたが挫折してきた理由が見えてくると思います。

  • なかなか、長続きしません……
    なかなか、長続きしません……
  • なかなか、長続きしません……

「とりあえず、朝30分」がTOEIC高得点につながった

   あなたは、何かにチャレンジする時に、どんなスタンスでのぞんでいますか?

□ 毎年、新年の抱負を掲げている
□ 大きな目標にチャレンジするのが好きだ
□ 目標達成には、モチベーションが大事
□ 「よし、やるぞ!」とやる気に頼るタイプだ
□ 多少無理をしても、大きな達成感を味わいたい

   米人気ブロガー、スティーヴン・ガイズ氏は著書『小さな習慣』(ダイヤモンド社)で、「小さな行動」の効用について解説しています。

   「1日腕立て伏せ1回」の「小さな習慣」から始めて著書を出版するという目標を達成した筆者のセオリーに、私は何度も「そうそう、その通り!」と、膝を打ってしまいました。 ありとあらゆる英語教材に手を出しては長続きしなかった、そんな私の英語体験に当てはめながら、いくつかポイントを抜き出してみました。

(1)「小さすぎて失敗できないポジティブな習慣」で大きな効果

   筆者によると、「ちょっとしたポジティブな行動」を「毎日これだけはやる」と決めて、気軽に取り組むことがポイントだそうです。「小さすぎて失敗すらできない」ほどささいな行動でも、習慣化することでびっくりするほどの効果が得られるとか。

   私が「英語のやり直し」を決意した時に、一番こだわったことが「効率」でした。ムダを断捨離して「やること」を絞りこむ。その中で、学習時間を「朝の30分」だけに限定。「やること」も「勉強時間」も限界まで「小さく」することで、短時間で集中することを意識しました。

   最初のうちは「朝30分だけ早く起きる」ことを目標にしていましたが、そのうちに「30分間でできること」が少しずつ増えてきました。気がつくと、朝、出社前に英語にふれないと落ち着かない「体質」になっていましたから、「習慣」の威力はスゴイのです!

   初受験からたった1年で、TOEIC L&Rで970の高得点を取れたのは、「30分だけ早く起きる」という小さな行動が「習慣」になって、大きな力を生み出したからだと思っています。

(2)「意志」は筋肉と同じように鍛えることができる

   英語の学習はスポーツのトレーニングに似ています。

   筆者は、「1日20分の運動を習慣にすれば、筋力がついて体形を変えられる」ように、「小さな習慣を続けることで、意志の力も筋肉と同じように鍛えることができる」と言います。

   スポーツも英語もトレーニング(学習)を続けるためには「意志」が必要だと思っていましたが、逆に「小さな習慣」を続けることで意志を鍛えられる、という発想は目からウロコでした。

   「わずかな意志で小さな行動」を繰り返すうちに、「強い意志」が鍛えられて大きな成果を得られる、という「好循環」が生まれるのですね。たしかに私も、「朝30分」の習慣を続けることで意志が鍛えられました。飽きっぽい性格でしたが、忍耐力がついたと思います。

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井津川倫子(いつかわりんこ)
津田塾大学卒。TOEIC(R)L&Rテストの最新スコア970点。これまで英検、TOEIC、TOEFL、IELTSをすべて受験し、GMATにも挑戦。30年近く仕事をしながら英語を学び、海外駐在員として滞在したロンドンでは、イギリス式の英語学習法も体験した。「いくつになっても英語は上達できる」をモットーに、40代での英語やり直しを提唱している。現役ビジネスパーソンならではの実践的なアドバイスが「役に立つ」と人気。
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