2020年 9月 23日 (水)

イマドキ「10年我慢しろ!」はない 若手に「権限移譲」しなさい(江上剛)

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会社解散、タイムシェア...... 苦労の中からアイデアが浮かぶ

   これでは、解決策はないじゃないかということになりますね。

   それぞれの会社が苦労、工夫するしかない。その中でいいアイデアが浮かぶということでしょう。

   たとえば、一たん会社を解散(仮にです)して、全員を再雇用してみる。荒療治ですが、この会社を愛している者だけ残れというものです。

   破たんした会社が、再建に向かって強く歩みだし、以前とはまったく違う様相の会社になることがありますが、それはこの再雇用がひとつの要因だと思います。本当にこの会社を立派にしたいと願っている社員は必ずいますから。

   あるいは働き方改革で、誰もが空いた時間をシェアして働くことです。朝から夕方まで働くのではなく、自分の働きたい時間を登録して、それを会社側で調整して仕事を進めていく方法です。

   タイムシェアとでも言うのでしょうか、こうした働き方をする会社も出てきています。

   一見、非効率のように思えますが、上手く運営すればそうでもありません。

   働く人は、自分の空いた時間で仕事をし、時間給、あるいは成果給をもらえれば、その他の時間に別の仕事をすることができるのです。別に他の会社で仕事をしていてもいいじゃないですか。

   パートタイマーというのではありません。ちゃんと福利厚生の処遇をする正社員であっても、タイムシェアで働くことがあってもいいと思います。

   自分の趣味、他社での仕事、いろいろと幅の広い社員が集まり、生産性が向上する可能性が高いです。

江上 剛
江上 剛(えがみ・ごう)
作家。1954年兵庫県生まれ。早稲田大学卒業後、第一勧業銀行(現・みずほ銀行)入行。同行築地支店長などを務める。2002年『非情銀行』で作家としてデビュー。03年に銀行を退職。『不当買収』『企業戦士』『小説 金融庁』など経済小説を数多く発表する。ビジネス書も手がけ、近著に『会社という病』(講談社+α新書)がある。
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