2020年 9月 23日 (水)

イマドキ女性の一人暮らし 私が譲れない「ん?」な条件......(北条かや)

ホットでもアイスでも美味しい。季節にあわせて楽しめる、大正製薬の乳酸菌が入ったごぼう茶。

高スペックなのに「ユニットバス」って、ややこしい!

   「まあ、確かに家賃は抑えられますね。でも今どきの女性で、ユニットバス『で』いいどころか、ユニットバス『が』いいと希望されるのは珍しいですよ!」

   二度も言わんでいい! ユニットバスのよさを熱弁する私は、毎回、褒められているのかけなされているのか、よく分からない対応をされる。実際は「珍しい客が来たなぁ」と思われているだけで、褒めてもけなしてもいないのだろうが、何となく気まずい空気が流れる。

   それもそのはず、私は実際、「ビミョーに扱いづらい客」だったのだ。

   「ここ15年ほど、女性に住んでほしい物件では特に、大家さんがユニットバスを取り壊して『風呂トイレ別』にリフォームするケースが多いんですよ。その方が人気が出るし、家賃も高く設定できますからね。なので、ユニットバス自体がどんどん減っています。あえて探そうとすると、逆に難しかったりするんですよね~」

   私は、女性が一般的に求めがちな条件(駅から近い、築20年以内など)は譲らない。そうなると、ある程度スペックが高い部屋しか出てこないにもかかわらず、1か所だけ「ユニットバスがいい」と条件を下げるもんだから、「そんなややこしい物件はありませんよ」と思われてしまうのだった。

   不動産屋からすれば、「面倒なことを言わずに予算を上げてくれりゃあいいのに」というわけだ。そう思うと、なんとも不動産屋に申し訳なくなってきた。

   しかし大家さん、世の中にはユニットバス好きのオンナもいるんです。と、心の中で叫んでみても、状況は変わらない。私はこれからもユニットバス付きのささやかな物件を求めて右往左往し続けるのだろう。(北条かや)

北条かや
北条かや(ほうじょう・かや)
1986年、金沢生まれ。京都大学大学院文学研究科修了。近著『インターネットで死ぬということ』ほか、『本当は結婚したくないのだ症候群』『整形した女は幸せになっているのか』『キャバ嬢の社会学』などがある。
【Twitter】@kaya_hojo
【ブログ】コスプレで女やってますけど
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