2019年 11月 19日 (火)

吠える社長はもう懲り懲り! 組織の問題点は「会議」に現れる(大関暁夫)

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   「会議の達人」というセミナーの講師を定期的に勤めています。

   会議は組織内の代表的なフォーマル・コミュニケーションであり、会議にはその組織の風土が必ず現れます。私は、組織運営や組織活性化に係るお手伝いを依頼された時には、まっ先に社長以下、幹部社員をメンバーとする会議に同席させてもらうようにしています。組織風土を知り、その組織の問題点を知るには、それが一番の近道だからです。

  • 社長、目立ちすぎです。
    社長、目立ちすぎです。

会議で意見が出ない理由、大きくはふたつ

   「会議の達人」では、出席者たちの自社の会議におけるお悩みを具体的に聞いています。そんな中で、毎回、最も多いお悩みが「会議で意見が出ない」というものです。意見が出なくては会議になりません。「会議」を字のままに解釈するなら、「会」って、すなわち相対して「議」論することですから、意見の出ない会議では議論になりようがないのです。

   会議で意見が出ない理由は、大きくふたつのパターンがあります。ひとつは社歴が古く、日々同じ業務の繰り返しの中で、会社の風土そのものが沈滞ムードとなり、社長以下社員の士気が著しく下がっているケースです。ただ、幹部社員がセミナーに参加するような、比較的前向きな姿勢が感じられる企業では、もう一つの理由のほうが圧倒的に多いのです。

   それは、トップが超ワンマンで、会議で出された意見をことごとくつぶしてしまい、結果的に誰も意見を言わなくなってしまうというパターン。先日のセミナーでも、「会議で意見が出ない理由と思われること」を聞いてみたところ、例外なく全員が会議におけるトップのワンマン運営を挙げていました。

   ワンマンなトップはなぜ、会議まで自身の独占状態にしてしまうのでしょうか――。

大関暁夫(おおぜき・あけお)
スタジオ02代表。銀行支店長、上場ベンチャー企業役員などを歴任。企業コンサルティングと事業オーナー(複合ランドリービジネス、外食産業“青山カレー工房”“熊谷かれーぱん”)の二足の草鞋で多忙な日々を過ごす。近著に「できる人だけが知っている仕事のコツと法則51」(エレファントブックス)。 連載執筆にあたり経営者から若手に至るまで、仕事の悩みを募集中。趣味は70年代洋楽と中央競馬。ブログ「熊谷の社長日記」はBLOGOSにも掲載中。
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