「チバニアン」見学者が急増、警備員、トイレ、「地層」解説... 市原市が対策

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   約77万~12万6000年前の地質年代が「チバニアン(千葉時代)」と命名される見通しとなったことを受けて、国際学会「国際地質科学連合」が判断材料とした千葉県市原市田淵の地磁気逆転地層に連日、多くの見学者が足を運んでいる。

   見学者の増加を受けて、市原市では対応に追われている。

  • 市原市が公式YouTubeチャンネルで公開している「チバニアン」PR動画から(画像は、スクリーンショット)
    市原市が公式YouTubeチャンネルで公開している「チバニアン」PR動画から(画像は、スクリーンショット)

1日最高900人、地層「解説リーフレット」5万部増刷へ

   国立極地研究所や茨城大などの研究チームは2017年6月、千葉県市原市田淵の養老川沿いにある地層を、地質年代の境界を代表する「国際標準模式地」として国際地質科学連合に申請。11月13日までに、この地層は「模式地」の候補に残ったことが明らかとなった。

   2017年12月6日のJ-CASTニュースの取材に、市原市ふるさと文化課の担当者は、「チバニアン」の命名が伝えられた11月13日以降、地層を訪れる見学者が急増している、と明かした。休日で平均700人、平日で平均270人。12月3日には最高人数となる、900人にのぼる見学者が訪れた。

   見学者の増加を受けて、11月19日から土日・祝日限定で、市内を走る小湊鉄道の月崎駅から旧南部老人福祉センターを経由して田淵会館までシャトルバスを運行しており、民間の警備員6人を各所に配置している。

   田淵会館前などには、簡易トイレも設置した。いずれも12月17日まで実施しており、それ以降の対応は見学者数の推移をみて判断するという。

   地層を見ても、よく分からない――。見学者からはそんな声が相次いだため、市は地層の解説を記載した「リーフレット」を1万部作成。現地で配布を始めたところ、配布数はすでに当初の見込みを上回り、5万部の増刷を予定しているという。

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