2020年 10月 22日 (木)

【新春編 その3】目指せ、東京五輪で「おもてなし英語」「話す」「聞く」先に鍛えるのはどっち?(井津川倫子)

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聞きながすだけでは「聞き取る力」は上達しない!

   使う場面によって、求められる英語のスキルは異なります。たとえば、英語でプレゼンやスピーチをする時は「話す」スキルが大切です。話し手の意図を「伝えること」が目的ですから、出席者の意見や質問を「聞き取る」ことよりも「話す」ことが重視されます。 逆に、ボランティアのようなサポート業務は、相手の要望や質問に「答えること」が仕事です。ある意味、受け身のスタンスです。相手が何をやりたいのか、何に困っているのかを正確に把握することがスタートになります。

   真摯な姿勢で相手のことば(ニーズ)に耳を傾ける、つまり「傾聴」がすべてと言っていいでしょう。

   極論ですが、聞かれていることが理解できれば、「supermarket」(スーパーマーケットで)、「credit card」(クレジットカードで)と、単語で返答するだけでも十分です! 相手が知りたいことを的確に教えてあげる、これが「おもてなし英語」の神髄ですからね。

   では、どうすれば英語を「聞き取る力」を鍛えられるのでしょう。これには、正解は一つしかないと私は思っていますし、多くの専門家も同じ指摘をしています。集中して英語を聴く「精聴」です。

   英語を「聞き取る力」は、聞きながすだけでは絶対に上達しません。意識的にトレーニングをして、聞き取れる英単語を一つずつ増やしていくしか方法はないのです。

   最後に、2012年のロンドン五輪で「Game maker(ゲームメーカー)」として大活躍した大会ボランティアのコメントをご紹介しましょう。

「100メートル男子決勝の会場の外で、誘導業務についていた。会場の中から観客の大声援が聞こえた。テレビで試合を観戦するだけでは味わえない一体感に興奮をした」(トーマス、23才)
「夜、帰宅する地下鉄の中ではくたくたに疲れきっていた。でも翌朝は、会場に行くのが待ち遠しくなる。間違いなく、私の人生で一番のビッグイベントになったわ」(サラ、46才)

   次回は、英語を「聞き取る力」が飛躍的に伸びるトレーニング法をお伝えします。(井津川倫子)

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井津川倫子(いつかわりんこ)
津田塾大学卒。TOEIC(R)L&Rテストの最新スコア970点。これまで英検、TOEIC、TOEFL、IELTSをすべて受験し、GMATにも挑戦。30年近く仕事をしながら英語を学び、海外駐在員として滞在したロンドンでは、イギリス式の英語学習法も体験した。「いくつになっても英語は上達できる」をモットーに、40代での英語やり直しを提唱している。現役ビジネスパーソンならではの実践的なアドバイスが「役に立つ」と人気。
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