2020年 7月 13日 (月)

【新連載】オバマ氏、画家との「交渉」に失敗!? 笑いを誘ったシンプル英語(井津川倫子)

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   2018年2月12日、米ワシントンの美術館「ナショナルポートレートギャラリー」で、オバマ前大統領夫妻の肖像画が一般公開されました。リンカーンやジョージ・ワシントン、トーマス・ジェファーソンなど歴代大統領の肖像画がズラリと並ぶなか、近年は大統領だけではなく夫人の肖像画も展示されるようになりました。

   しかし、これまでは今回の肖像画ほど世間の関心を集めたことはなかったそうで、世界中のメディアが殺到。それほどまでに、オバマ夫妻の肖像画は「異例づくし」でした! さて、その理由は......

  • オバマ前大統領の肖像画は「異例づくし」だった(画像は、米ホワイトハウス)
    オバマ前大統領の肖像画は「異例づくし」だった(画像は、米ホワイトハウス)
  • オバマ前大統領の肖像画は「異例づくし」だった(画像は、米ホワイトハウス)

オバマ氏は「白髪と大きな耳」がコンプレックス?

   They were the first African‐American painter to paint the first African‐American president of the United States.
(彼らは、アメリカ合衆国初のアフリカ系アメリカ人の大統領を描いた、初めてのアフリカ系アメリカ人画家だ)

   オバマ夫妻の肖像画は「初めて」のオンパレードでした。ご存知のとおり、オバマ氏は「初めて」のアフリカ系アメリカ人大統領で、ミシェル夫人も南部の奴隷にルーツを持つ「初めて」のアフリカ系アメリカ人ファーストレディーです。

   それに加えて、今回、夫妻がそれぞれ指名した画家が、二人とも黒人アーティストだったことがニュースになりました。これまでの大統領の肖像画はすべて白人アーティストによるもので、黒人アーティストが大統領の肖像画を手がけることも「初めて」だったのです!

   また、「ノーネクタイ姿(オバマ氏)」や「緑の葉の背景(オバマ氏)」といった斬新な絵柄も「初めて」でした。

   オバマ氏は、画家と何度も綿密な打ち合わせをして細部までイメージをすり合わせたそうですが、「ある交渉」に失敗したことを披露して笑いを誘いました。

   〈今週のニュースな英語〉はこれ!
I tried to negotiate less gray hair and his artistic integrity would not allow him to do what I asked.
(もう少し白髪を少なくして欲しいと交渉したけど、彼の芸術的良心がそれを許さなかったんだ)

   ※「integrity」は「良心」とか「正直さ」という意味です。

   さらに、白髪だけではなく「I tried to negotiate smaller ears」(耳をもっと小さく描いてくれと交渉した)けれど失敗したことも暴露しました(笑)。

   白髪と大きな耳がコンプレックスだったのかどうか、真意のほどはわかりませんが、オバマ氏らしいウイットに富んだコメントです。

   ちなみに、「馬に乗っている姿を描く」という案もあったそうですが、オバマ氏に却下されたとか。「ナポレオンみたいな肖像画」(オバマ氏)はお好みではなかったようです。

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井津川倫子(いつかわりんこ)
津田塾大学卒。日本企業に勤める現役サラリーウーマン。TOEIC(R)L&Rの最高スコア975点。海外駐在員として赴任したロンドンでは、イギリス式の英語学習法を体験。モットーは、「いくつになっても英語は上達できる」。英国BBC放送などの海外メディアから「使える英語」を拾うのが得意。教科書では学べないリアルな英語のおもしろさを伝えている。
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