2018年 12月 16日 (日)

「稼ぐ」専業トレーダー、おばらっち×ガラケーの「初めての仮想通貨」(その2)それぞれの取引所には特徴がある 自分に合った取引所を探そう!

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   おばらっち「前回、安心・安全な仮想通貨取引所の選び方について、金融庁に認められた取引所を選んだほうがいいことがわかりました」

   ガラケー「ええ。でも、会社(取引所)って、それぞれ特徴があるんですよ。その特徴を理解し、自分にどの取引所が合っているかを知って、取引所を選んだほうがいいでしょう」

   おばらっち「では今回、もう少し取引所選びについて、教えてください」

「稼ぐ」専業トレーダー、おばらっち×ガラケー の「初めての仮想通貨」(その1)間違えない取引所選び オススメはありますか?

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    仮想通貨に厳しい目! 最近は「盗難補償」がある取引所が登場した

「選ぶ基準」は、やっぱりセキュリティにあり!

   ガラケー「ちょっと、その前にすべての人に共通する『選ぶ基準』をあげておきますね。まず、そもそもどんな基準で仮想通貨の取引所を見ていけばいいのか――。つまり、安心・安全で、稼ぎやすい取引所を選ぶ基準です。

   まず何をもって、安心・安全なのかということです。その一つの基準が金融庁に登録済みで認可が下りている取引所です。これが、セキュリティが高いかどうかを測る目安になると思います。ここまでが前回のおさらい。

   取引所のセキュリティが低い場合、ハッカーなどをはじめとした悪事を働く人たちに、投資した仮想通貨が盗まれてしまいます。今回の「NEM」(コインチェック)に限らず、実際に今までセキュリティが低い取引所を使っていた人が仮想通貨を盗まれたということはたくさんあるそうで、私の周りのトレーダー仲間でも、そういった被害に遭った方々がいました。

   また、突然に仮想通貨を運営している会社が倒産してしまい、お金が戻ってこないというケースも想定したほうがよいでしょう。この時、基本的に取引所は保証してくれません。

   株式やFXに限らず、投資はすべて投資家、利用者の自己責任。それは仮想通貨も同じなので、セキュリティ体制は必ず、「選ぶ基準」にすることが大事なのです。

   具体的には、

・ログイン情報が2段階になっていたり、一定回数ログイン失敗するとロックがかかるようになっていたりするのか。
・仮想通貨を送金、入出金する際にもセキュリティが2段階になっていたり、メール認証が必要になっていたりするか。

   そして、金融庁がセキュリティ体制の一定の基準をクリアし、安心・安全と認めた仮想通貨の取引所が以下になります。金融庁が「認可」した取引所の中で、総合的な判断で8社を選びました。

・bitFlyer
・Zaif
・ビットバンク.cc
・ビットトレード
・QUOINEX
・BITPoint
・BTCbox
・FISCO

盗難を「補償」してくれる取引所がある

   おばらっち「やっぱり、取引実績がある大手の会社がいいようですね」

   ガラケー「たしかに、あまり知らないのはよくないですよ。きちんと調べてから、です。それに、コインチェックの事件以降は、『盗難補償』をしてくれる取引所が出てきたんですよ。現状ではbitFlyerが最大500万円まで対応しています。これは資本力という意味で倒産リスクや何かあったときに対応してくれる体力があるかどうか、などを測る指標として大事になってきます。

   取引高が一番高いのも現在bitFlyerで、圧倒的です。次いで、Quoine、Zaif、BtcBoxと続きます。

   おばらっち「でも、そんなにいろいろな取引所があるんじゃ、やっぱり迷ってしましますね」

   ガラケー「そうですよね。では、次にそれぞれの取引所の手数料水準を見ていきましょう。手数料水準は、おおむね0.01~0.70%程度がふつうです。

・bitFlyer:ふつうの水準です。
・Zaif:安い!
・ビットバンク.cc:Ripple(リップル)とLitecoin(ライトコイン)の手数料は安いですが、それ以外はふつうの水準です。
・ビットトレード: ビットバンク.cc のホワイトラベルのため ビットバンク.cc といっしょです。
(なお、ホワイトラベルとは、ビットバンク.ccのシステムを借りて、ビットトレードのブランド名で運用している方式のことです)
・QUOINEX(コインエクスチェンジ):手数料は無料です。
・BITPoint:ビットコインのみ手数料が無料。それ以外はふつうです。
・Btcbox(BTCボックス):ビットコインのみ手数料が無料です。それ以外はふつうです。
・FISCO(フィスコ):ふつうの水準です。

   だいたい、こんな感じ。ただ、取引所によっては別途、日本円での出金手数料が必要な場合があります。

   ちなみに、GMOコインは販売所のため、手数料水準は高め。販売所とは仮想通貨を販売するインターネット上の場所になります。取引所は、仮想通貨の販売と交換を担います」

   おばらっち「そんな中で、セキュリティ・安全性、利便性、取引量・取引実績、取り扱っている仮想通貨などの総合的な観点から、ガラケーさんがあえてオススメする会社はありますか?」

   ガラケー「それでしたら、bitFlyer、Zaif、bitbank、GMOコイン、DMM Bitcoin、BitTradeでしょうか。こちらの口座を開いておけば、国内で展開されている取り扱い仮想通貨については、ほぼカバーできるのではないでしょうか」

   おばらっち「なるほど。安心・安全な取引所の選び方、すっごく参考になりました。では、次回は仮想通貨の選び方を教えてくれますか。ビットコインにNEM、リップル...... いったい何種類くらいあって、なにが違うのか、よくわかりません。よろしくお願いします」

※ 編集部注:金融庁はコインチェックの仮想通貨の流出事件をきっかけに、仮想通貨交換業者に立ち入り検査を実施。2018年3月8日、検査結果に基づき、登録業者のテックビューロ、GMOコイン、みなし業者のコインチェック、バイクリメンツ、ミスターエクスチェンジ、FSHO、ビットステーション、来夢、ビットエクスプレスに行政処分を下した。
なお、コインチェックへの業務改善命令は2度目。また、ビットステーション、来夢、ビットエクスプレスは登録申請を取り下げている。


プロフィール

おばらっち
20代でフレンチレストランのオーナーシェフ、30代でシステム開発やコンサルティングの会社経営を手がけたあと、あるきっかけでFXに出会い、現在はFX専業トレーダーとして生計を立てている。
FX友の会やその他セミナーの講師を務めるなど、個人投資家の教育にも携わっている。

ガラケー(五十嵐隼人)
(いがらし はやと)
その名のとおり、ガラケーを愛用。約5割をガラケーでトレードする。サラリーマンとして営業管理職に就きながら、ガラケーでFXトレードもこなす兼業トレーダー。デイトレード~スイングとスイング~中長期トレードを組み合わせた「奥義」、革新的ハイブリッド投資法を操る。
現在のトレード通貨ペアは、ドル円、ユーロ円など(主にデイトレ~スイングで取引)や、トルコリラ円、南アフリカ円、ブラジルレアル円(スイング~中長期トレード)など、幅広い。また、グローバルマクロ戦略でのトレードとして、株価指数CFDや個別株、原油、金のほか、ビットコインをはじめとする仮想通貨にも投資している。
ガラケートレーダー(五十嵐隼人)のFXブログ
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