2020年 9月 25日 (金)

人心一新の春、リーダーの交代で右往左往しないための心得(高城幸司)

健康への新アプローチ。大正製薬の乳酸菌入りごぼう茶が初回たったの980円。

   4月なると、会社の人事が一新されて体制が大きく変わることがあります。筆者のところにもビジネスでかかわって来た方々が「これまで長くお世話になりました。この4月からは関西支社の責任者として赴任することになりました」と異動の挨拶で何名もおいでになりました。すると、ときには感傷的な気持ちになることもあります。

   お互いが苦楽をともにしたような仕事があったりして、

「あとのときは喧嘩腰でやり合いました。でも、その本気度がいい成果につながりました。いい思い出ですね」

と過去を懐かしく思い出したりもしました。

  • リーダー交代、接し方も考えなければ……
    リーダー交代、接し方も考えなければ……
  • リーダー交代、接し方も考えなければ……

リーダーは「カラー」を打ち出さなければと、もがく

   それだけ信頼関係が構築できていたのでしょう。ただ、担当が代わっても仕事は続きます。冷静に立ち返って「では、後任は誰ですか?」と質問をしなければいけません。

   さらに、担当の交代はチャンスあるいはピンチの可能性があります。新たな後任者はこれまでのような関係が構築できないかもしれない。あるいは逆のさらなる良好な関係になるかもしれない。その理由は後任者で前任のスタンス(仕事のすすめ方)を否定、別のやり方に変える人が多いからです。

   前任から引き継いだ仕事に対して「そのまま踏襲します」ではなく、「新しいことをやりたい」と考える人がいます。

   しかも、職場でリーダーを任されるような組織のトップに限り、多い傾向があります。任された新たな組織で過去の方針を見直し、否定することを「よし」とするのです。

   というのも、今までと同じやり方を踏襲してうまくいったとしても、「あの人は新しいことに対する挑戦心がない」とか「あの人自身のカラーがない」と言われてしまうからです。

   それゆえ、リーダーは自分のカラーを打ち出そうとするのです。たとえば、プロスポーツの世界で新たな監督に選ばれると「フレッシュな選手の積極起用」を明言し、これまで活躍してきた選手を先発メンバーから外す傾向があります。

   そして、その起用で勝つことが監督の力量として周囲も評価する傾向があるからです。ちなみに、開幕したプロ野球でも新監督に関しては新たに起用された選手が誰か、そして、活躍しているかをマスコミもファンも注目します。

   逆に、前監督と同じような選手を起用していると「代わり映えしない」とか、過去の遺産で食べているだけ...... と揶揄されかねません。ゆえに新監督になれば、これまで起用されてきた選手は戦々恐々。自分が先発から外される可能性が高まります。

高城幸司(たかぎ・こうじ)
1964年生まれ。リクルートに入社し、通信・ネット関連の営業で6年間トップセールス賞を受賞。その後、日本初の独立起業専門誌「アントレ」を創刊、編集長を務める。2005年に「マネジメント強化を支援する企業」セレブレインの代表取締役社長に就任。近著に『ダメ部下を再生させる上司の技術』(マガジンハウス)、『稼げる人、稼げない人』(PHP新書)。
「高城幸司の社長ブログ」
株式会社セレブレイン
今すぐ無料会員に登録して、コメントを書き込もう!
姉妹サイト
    loading...
お知らせ

注目情報

PR
コラムざんまい
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中