2020年 9月 23日 (水)

ジダン辞任劇の真相 サッカーファンに刺さった別れ際のひと言(井津川倫子)

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別れ際に「See you later」 その真意は?

   ジダン氏の「今後」をめぐっては、いろんな臆測が飛び交っています。

   当のジダン氏は、「新しいクラブを探していないし、来シーズンは監督をするつもりはない」と否定していますが、すでにいくつかの有名クラブが獲得に動いているという報道もあります。

   さらに、まもなく開催されるワールドカップロシア大会での結果次第では、現デシャン監督に代わって、ジダン氏がフランス代表チームの監督に就任するのでは、という報道も。

   デシャン氏、ジダン氏といえば、共に1998年のワールドカップフランス大会で母国チームを優勝に導いた時の主力選手です。

   当時、出張でパリを訪れていた私は、フランスチームが優勝した瞬間、街中に歓喜の声が響き渡り、アパルトマンの窓という窓から紙吹雪が舞ったことを思い出します。それまで味わったことのない、ケタ違いのお祝いムードに、ヨーロッパでのサッカー人気の高さを痛感しました。

   さて、その後、選手獲得をめぐる経営陣との確執が辞任の理由だと報道されるなか、ジダン氏が発した「ひと言」が「今後の去就をほのめかしている」と、ウワサになっています。その「ひと言」とは......

   See you later.
(また、お会いしましょう)

   退任会見の場で、ジダン氏が「Good bye」(さようなら)ではなく、再会をほのめかす「See you later」(また、会いましょう)と言ったことから、「(経営陣が代わったら)リアルに戻ってくる」と、ファンや地元に期待が広がっているとのこと。真意のほどはわかりませんが、「英雄ジダン」の「ひと言」に世界が注目していることは間違いありません。

   そこで、今回の「ニュースな英語」は、「See you」を取り上げます。

   別れのあいさつとしての 「See you」(またね) 「I will see you」の略で、「きっと再会する」という力強さを含んだ表現です。

   「Good bye」は「もう会えないかもしれない」というニュアンスで使われることがあるので、日常的には「See you」を使うことが多いです。

   See you!(またね!)
   See you later(また後でお会いしましょう)
   See you then(では、その時にまたお会いしましょう)
   See you tomorrow(また明日)
   See you again someday(またいつかお会いしましょう)
   Nice to see you!(また会えてうれしいです)

   「See you」には、どんな相手でも「また会えそう」というポジティブな余韻が残ります。アルジェリア移民の両親を持つことから「北アフリカ移民の星」とも称されるジダン氏。引退にはまだまだ早いので、近いうちに指導者として復帰して「Nice to see you」(また会えてうれしい!)という声を聞きたいものです。(井津川倫子)

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井津川倫子(いつかわりんこ)
津田塾大学卒。日本企業に勤める現役サラリーウーマン。TOEIC(R)L&Rの最高スコア975点。海外駐在員として赴任したロンドンでは、イギリス式の英語学習法を体験。モットーは、「いくつになっても英語は上達できる」。英国BBC放送などの海外メディアから「使える英語」を拾うのが得意。教科書では学べないリアルな英語のおもしろさを伝えている。
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