2021年 9月 25日 (土)

データイノベーション時代はこう生きろ! 「自分データ」の活用でよりパワフルになれる

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究極の働き方改革は「労働市場の流動化」にあり!

   橋田さんは「ここで働き方改革の話をします」と話題を転じた。

「究極の働き方改革とは何か。労働市場の流動化です。勤労者と勤務先を組み合わせる、つまり自分のデータから能力と時間をいろいろ組み合わせて最適の働き方を選んでいくのです。個人データの活用は、個人にとって非常に都合のよいことになるわけです」=図3参照
図3:個人データを仕事のスキルアップに活用するイメージ図(内閣官房IT総合戦略本部・データ流通環境整備検討会の中間とりまとめ案より=2017年2月)
図3:個人データを仕事のスキルアップに活用するイメージ図(内閣官房IT総合戦略本部・データ流通環境整備検討会の中間とりまとめ案より=2017年2月)

   企業にとってもメリットが大きい。企業は個人に商品を売りたい。個人は自分に適した、いい商品を買いたい。そこでさまざまな企業の商品を掲載した電子カタログをクラウド上のどこかに置いておき、それを個人が手元にダウンロードする。詳細なパーソナルデータを自分だけが使う形でマッチングすれば、精度が高い売買ができる。ところで、企業は保管している個人データを本人に提供したら、本人から競合する他社に渡ってしまうではないかと、心配するかもしれない。

「その心配は不要です。こうして個人データを活用するビジネスが世の中全体で盛んになれば、全企業の収益の合計が増えます。その収益の増加分を貢献度に応じて分配するエコシステムが生まれるでしょう。つまり、個人データの収益が還元される時代がくるのです」

   たとえば、タクシー業界ではすでに競合する他社同士でリソース(資源)を共有するシステムが運用されている。スマホで最寄りのタクシーを呼ぶ「全国タクシー配車アプリ」だ。全国133のタクシー会社が参加している。

   橋田さんは「日本交通のタクシー配車アプリで国際交通のタクシーを呼んだ場合、国際交通は日本交通にペイバックするし、客にポイントも入る。アプリというリソースを競合する企業間で共有することで、みんなが幸せになる好例です。こういう事例が個人データに関しても現われるでしょう」と語った。

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