2019年 12月 15日 (日)

これぞ貧乏性! 10万円の買い物より、10万円を失わずに済んだことの喜び(北条かや)

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   久しぶりに、新宿でウィンドウショッピングをした。地下ショッピング街「サブナード」やアルタ、マルイなどをぶらぶらする。秋冬物のコートやマフラー、ブーツなどが、ところ狭しと並んでいる。

   どうも今季は、ロングコートが主流らしい。ビッグシルエットというか、細身のコートはあまり見かけない。それに合わせるよう、ブーツはショート丈が多いようだ。数年前まで流行していた細いヒールはあまり見かけない。

   道行く女性たちも、全体的にカジュアルな装いだ。GUやユニクロは、大勢の若者でごった返していた。

  • 10万円のハンドバッグは高すぎる!?(写真はイメージ)
    10万円のハンドバッグは高すぎる!?(写真はイメージ)

流行を知るには「スマホを捨てよ、街へ出よう」

   みんなおしゃれだなぁ。やはり流行を知るには、スマホを捨てよ、街へ出よということか。ネットショッピングばかりしていると、自分の閲覧履歴から「おすすめ商品」ばかり出てくる。勢い、好きなデザインばかりに目が行き、似合う服より好きな服を買ってしまう。いつの間にかトレンドから取り残され、クローゼットには、なんだか古いデザインの服ばかり......ということになりかねない。

   私のようにファッションセンスのない者は、特に注意が必要だ。たまにこうやって、最新のトレンドを確認しなければならない。

   新宿3丁目のマルイにも行ってみた。マイケル・コースという、最近勢いのあるブランドが目立っている。このブランドは通勤や通学に便利なA4サイズのトートバッグが4万円台から買えるので、若い女性に大人気だという。

   私は持っていないからよくわからないが、バッグが約5万円といえば、フェンディやシャネルより数十万円安いし、数年前まで流行していたサマンサタバサよりは、シンプルで大人っぽい。だから昨今の「シンプル・カジュアル好き」な若者に売れるのだろう。

   そういえば去年、自分の出身大学へ講演に行ったときも、マイケル・コースのバッグを持っている女子学生を何人か見た。私の時代はヴィトンやエルメスで通学している学生もいたが、今はほとんどいないらしい。

   それくらい「廉価」なブランドなら...... と、ハンドバッグを手に取った。シルバーのチェーンと、黒のキルティングレザーがかっこいい。

北条かや
北条かや(ほうじょう・かや)
1986年、金沢生まれ。京都大学大学院文学研究科修了。近著『インターネットで死ぬということ』ほか、『本当は結婚したくないのだ症候群』『整形した女は幸せになっているのか』『キャバ嬢の社会学』などがある。
【Twitter】@kaya_hojo
【ブログ】コスプレで女やってますけど
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