2019年 8月 22日 (木)

世界中が注目!「キングカズ」なら「やりかねない」記録とは?(井津川倫子)

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   「キングカズ」こと三浦和良選手(51)が、サッカーJ2(Jリーグ2部)の横浜FCと今季(2019年)の契約を更新したと発表しました。

   リーグ戦でゴールを決めた最年長プロサッカー選手としてギネス世界記録に登録されている三浦選手。契約更新のニュースはまたたく間に世界中で報じられました。さすが「世界のキングカズ」。その注目はワールドスケールです!

  • キングカズの華麗なシュートが見たい!(写真はイメージ)
    キングカズの華麗なシュートが見たい!(写真はイメージ)

グーグルで「kazuyoshi miura」を検索してみた

   横浜FCとの今季契約を更新した三浦選手は、2月に52歳の誕生日を迎えます。そして、プロ34年目のシーズンです。

   ギネス世界記録にも登録されている三浦選手の契約更新を、世界中のメディアがこぞって報じました。

World's oldest professional footballer Kazuyoshi Miura signs one-year contract with Yokohama
(世界で最年長のプロサッカー選手である三浦和良選手が、横浜と1年契約をした)
contract:契約

   英国営放送BBCは契約更新のニュースに加えて、「三浦選手は、イタリアのサッカーレジェンドで、2004年に現役引退をしたロベルト・バッジョ氏と同じ月に生まれた」と紹介していました。

   誰もが知っているレジェンドと同じ年でありながら、15年近く長くプレーをしているという「事実」を淡々と伝えているだけですが、三浦選手のスゴさが伝わる見事な報道だと思いました。

   それにしても驚いたのは、三浦選手への注目度の高さです。サッカーの母国・英国だけでなく、フランスやスペイン、ドイツといった国々で、「速報」のような扱いで三浦選手の契約更新が取り上げられていました。

   試しに、グーグルで「kazuyoshi miura」と検索してみたら、いろんな言語のニュースがヒットしてビックリ! 世界が注目する三浦選手は、まさに「世界のキングカズ」なのですね。

英BBC速報の微妙なニュアンス?

   三浦和良選手は2017年、当時50歳と14日でゴールを決めて、英国のレジェンドであるスタンリー・マシューズ氏の最年長得点記録を塗り替えました。

   ギネス世界記録にも、

「Oldest professional football player to score a competitive league goal」 (リーグ戦でゴールを決めた最年長のサッカー選手)

として認定されています。

   今、世界中が注目しているのは、「キングカズ」のゴール。報道でも、最年長ゴールの「記録更新」を期待する声が目立ちました。

You wouldn't put it past him to set a new record for the oldest professional to score a goal in 2019
(彼なら、2019年のうちに最年長ゴールの記録を塗り替えかねないと思うだろう)
wouldn't put it past him to do~:~をやりかねない、できるだろう

   ちなみに、英国営放送BBCはここ数年、三浦選手の「契約更新」を速報で報じていますが、ニュアンスが微妙に変化していることがわかります。

2015年1月11日

Kazuyoshi Miura will continue one of the longest careers in football
(三浦和良選手は、最もキャリアが長いサッカー選手の一人だ)

2017年1月11日

Japanese striker Kazuyoshi Miura will take his professional career into his 50s
(日本のストライカー三浦和良選手は、50代での現役生活に突入した)

2019年1月11日

Over the hill? 51-year-old Kazuyoshi Miura signs new contract with Yokohama FC
(ピークを過ぎた? 51歳の三浦和良選手が、横浜FCと契約更新をした)
over the hill:最盛期を過ぎた、峠を越えた

   ピークは過ぎたかもしれませんが、まだまだ「いぶし銀」の活躍が期待できる三浦選手。今季こそはゴールをあげて、最年長記録を更新してもらいたいと、世界中のサッカーファンが見守っています。

「あいつなら、やりかねない」

   それでは、今週の「ニュースな英語」は、「wouldn't put it past him to do」(彼ならやりかねない)を取り上げます。

   「~とみなす」という意味の「put」、「~の能力を超えて」という意味の「past」の組み合わせで、「彼の能力を超えているとはみなさない」「彼ならやりかねない」という意味になります。

   一番よく使うのは、主語を「I」(私)にした表現です。

I wouldn't put it past him. (私はそれが彼にできないとは考えない = あいつなら、やりかねない)

   「to do」を加えると、「~をやりかねない」という意味になります。

I wouldn't put it past him to betray us.
(彼なら、僕たちを裏切りかねない)
betray :裏切る

I wouldn't put it past him to steal money
(彼ならお金を盗みかねない)

   こういった言い回しを使いこなすのはハードルが高いですが、意味を知っているかどうかでコミュニケーションに差が出ます。出会った時に、「ああ、こういう意味ね」と思い出せるようにしておきましょう。(井津川倫子)

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井津川倫子(いつかわりんこ)
津田塾大学卒。日本企業に勤める現役サラリーウーマン。TOEIC(R)L&Rの最高スコア975点。海外駐在員として赴任したロンドンでは、イギリス式の英語学習法を体験。モットーは、「いくつになっても英語は上達できる」。英国BBC放送などの海外メディアから「使える英語」を拾うのが得意。教科書では学べないリアルな英語のおもしろさを伝えている。
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