2021年 6月 23日 (水)

「令和」ブームに冷や水!? 10連休後の「魔の景気後退」説を専門家に聞いた

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10連休前に投資家が売り出し 株価が大幅下落?

   しかし、新元号「令和」が発表されると、「ご祝儀相場」で株価も上がり、予想以上に盛り上がっているではないか。このブームはしばらく続くのではないかと聞くと、永濱さんはにべもなくこう語った。

「平成元年(1989年)1月に昭和から平成に代わった時も、お祝いムードで1~3月期のGDP成長率は前期より上昇しました。しかし、4~6月期にはすぐに下がりました。改元効果は一過性にすぎません。5月20日頃に出る今年1~3月期のGDP成長率が注目されますが、かなり悪いと予想するエコノミストが少なくありません。私自身は、昨年(2018年)秋から景気は山を越えて悪化していると考えており、1~3月期のGDP成長率はマイナス2%くらいと予想しています」

   1~3月期のGDP成長率が大幅マイナスとなれば、大騒ぎが起こるだろう。しかし、それより早く、10連休の前に株価の大幅下落が起こるかもしれないと永濱さんは心配するのだ。どういうことか。

「10日間も連休が続いて日本の株式市場が休んでいる間も、世界の市場は動いているのです。投資家は、海外で大きな材料が発生しても株式を売買できない恐れがあります。10連休中に何が起こるかわかりません。米中の貿易交渉の行方も不明だし、英国のEU離脱問題も混乱が続いている可能性があります。また、日米物品貿易協定(TAG)の交渉も4月中旬から始まりますから、連休中に相場が大きくぶれる心配があります。

また、10連休中に日本市場が閉鎖して円の取引量が減れば、通常より少ない規模の売買により、円レートの値動きが大きくなります。その場合、円高に振れる可能性が高く、それが株式市場に反映されるでしょう。このように海外で悪材料が出ても、投資家は損失回避に株を売りに出すことができなくなります。となると、10連休中に株式を保有するリスクを避けるために、連休前に株を売りに出す圧力が高まり、一気に下落する可能性が出てきます」
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