2019年 12月 7日 (土)

その85 大相撲親方の「日本国籍」取得「こんなものいらない!?」」(岩城元)

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日本相撲協会の話は「誠に情けない」ではないか

 

   百歩譲って、日本の文化を教える親方には日本国籍が必要だという日本相撲協会の言い分が正しいとしよう。

   そうであるなら、白鵬が外国籍のまま務めてきた「横綱」という地位もまた、日本の文化そのものではないのか。考えようによっては、そんじょそこらの親方連中よりも、後進への影響力はずっと大きいように思う。

   じゃあ、なぜ、そんな横綱に日本国籍を求めなかったのか?

   話を広げれば、幕内の外国人力士あたりには日本国籍を求めてもおかしくはないのではないか。

   でも、そんなことはとてもできない。大相撲は長い間、モンゴルはじめ多くの外国人力士に支えられてきた。日本国籍を義務づければ、たちまち力士の成り手が減ってしまうだろう。

   一方で、今は外国人力士がいっぱいなので、外国籍の親方を認めれば、日本人力士が親方になりにくくなる。日本相撲協会の主張には、そんな計算も働いているのではないか。

   そうだとしたら、誠に情けない話である(岩城元)

岩城 元(いわき・はじむ)
岩城 元(いわき・はじむ)
1940年大阪府生まれ。京都大学卒業後、1963年から2000年まで朝日新聞社勤務。主として経済記者。2001年から14年まで中国に滞在。ハルビン理工大学、広西師範大学や、自分でつくった塾で日本語を教える。現在、無職。唯一の肩書は「一般社団法人 健康・長寿国際交流協会 理事」
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