2024年 4月 20日 (土)

1杯8000円超! 世界で一番高いコーヒーのお味で「ゾッ」としてみる?(井津川倫子)

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   米サンフランシスコのコーヒーチェーンが、1杯75ドル(約8200円)のコーヒーを販売して話題になっています。

   1週間ほどで「20杯売れた!」と報じられている「世界一高いコーヒー」。いったいどんな味がするのでしょうか? また、日本上陸の可能性は?

  • 最高級コーヒー豆は、全世界で800杯分しかない(写真はイメージ)
    最高級コーヒー豆は、全世界で800杯分しかない(写真はイメージ)
  • 最高級コーヒー豆は、全世界で800杯分しかない(写真はイメージ)

全世界で800杯分しかないコーヒー豆

   今回、1杯75ドル(約8200円)の「世界一高いコーヒー」を販売したのは、カリフォルニア州のコーヒーチェーン「Klatch Coffee(クラッチコーヒー)」です。

Klatch Coffee in San Francisco is selling a $75 cup of coffee
(サンフランシスコのクラッチコーヒーが、1杯75ドルのコーヒーを販売している)
a cup of coffee:一杯のコーヒー

   そうでした。コーヒーの数え方は「a cup of」(~杯の)を使うと英語の授業で習いましたね。カップの数で数える方法です。コーヒーチェーンのオーナーによると、すでに「約20杯」売れているとのこと。「20杯のコーヒー」を英語で表すと、下記になります。

His cafe has already sold about 20 cups of coffee
(彼のカフェではすでに、約20杯のコーヒーを売った)
20 cups of coffee:20杯のコーヒー

   「クラッチコーヒー」の中でも、シリコンバレーがあって物価や家賃が高い街として知られるサンフランシスコの1店舗のみで販売されている、このコーヒー。「エリダ・ゲイシャ・ナチュラル」というパナマ産の最高級豆を使用しています。

   ちなみに、「エリダ・ゲイシャ・ナチュラル」は「コーヒー豆のアカデミー賞」とされる賞を受賞しており、全世界で約800杯分のコーヒー豆しか流通していないとか。そのうちの10%を「クラッチコーヒー」が購入したため、「全米で80杯しかない!」と米メディアがその希少性を報道していました。

   「残りの90%はどこの国が購入したのかな?」と思っていたら、なんと、次の記事を発見!「クラッチコーヒー」のオーナーによると、日本にも輸入されているそうではありませんか!

Most beans went to Japan, China and Taiwan
(ほとんどの豆は、日本や中国、台湾に行ってしまった)

   あわてて「エリダ・ゲイシャ・ナチュラル」をグーグル検索してみたら、日本でも販売されていました!

   ただし、あくまでもコーヒー豆の販売のみで、今のところカフェでの提供はなさそう。世界的な話題になっていますし、ご興味のある方は早めにご購入されたほうがよさそうです。

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井津川倫子(いつかわりんこ)
津田塾大学卒。日本企業に勤める現役サラリーウーマン。TOEIC(R)L&Rの最高スコア975点。海外駐在員として赴任したロンドンでは、イギリス式の英語学習法を体験。モットーは、「いくつになっても英語は上達できる」。英国BBC放送などの海外メディアから「使える英語」を拾うのが得意。教科書では学べないリアルな英語のおもしろさを伝えている。
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