2019年 9月 20日 (金)

マイクロソフト「週休3日制」への挑戦 IT使いこなせばアナタの会社でもできる!

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働く時間と場所の自由化、ウェブ会議を徹底

「日本はITリテラシーがない人に甘すぎる」と強調する西脇資哲氏
「日本はITリテラシーがない人に甘すぎる」と強調する西脇資哲氏

   「週休3日制」導入には前段階があった。2009年から始まったITの活用を中心にした働き方改革による生産性の向上だ。スローガンは「3Fから3A」だ。3Fとは、「決められた時間」(Fixed Time)、「決められた場所」(Fixed Place)、「決められたデバイス電話」(Fixed Device)のこと。3Aとは、「いつでも」(Anytime)、「どこでも」(Anywhere)、「どんなデバイスでも」(Anydevice)のことを指す。勤務時間の枠をなくし、自宅かオフィスかという働く場所も自由に選択できるようにした。

「勤務時間の枠を外すと、私もそうですが、おもしろいことに早朝6時半ごろに出社する人が増えました。その方が、能率があがる人がいるのです。働き過ぎになるのではという指摘がありますが、私の場合、昼に2時間ほどカフェでたっぷり昼寝しますので、リフレッシュできます。好きな時間に好きなだけ仕事ができるほうが楽しいですよね」

   テレワーク(在宅やサテライトオフィス勤務など)というと、これまでは育児や介護など特別の事情を抱える人の働き方と思われてきた。そのため事前の申請書が必要だった。

「ノー申請にして、特別扱いをやめました。全員が、好きな時に好きな場所で仕事をする、同じ環境にしたのです。たまたま会社に出てくる人もいるという考え方に徹し、会社にいなくても欠勤扱いにしないようにしました。では、どうやって評価するのか。その人の能力と仕事は決まっています。その人にあてがわれた仕事で成果を出し、自分の能力を証明すればよいわけです」

   働き方改革で一番力を入れたのは、社内や社外のコミュニケーションの改善だ。電話やメール、会議は非常に効率が悪いので、チャットメッセージやウェブ会議に徹するようにした。ウェブ会議の例として、西脇氏がセミナー会場からパソコンを操作、テレビ画面に本社で仕事中の同僚女性を呼び出した。

西脇氏「○○さん、あなたがしている仕事を会場の人に説明してください」
女性「はい。ちょうど今度、外国人相手にプレゼンするので、英語でしゃべってもいいですか?」
西脇氏「はい、どうぞ」

   女性が英語で仕事の内容を説明した。この英語の会話は自動的に記録され、日本語文章にも翻訳される。そして「資料」として仲間と共有できる。「マイクロソフトチームズ」というオンライン会議のサービスグループウエアを使っており、世界44か国の言語に対応するから、世界中の相手と会議をして情報交換できる仕組みだ。

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