2020年 1月 29日 (水)

女性の職場「妊娠順番ルール」破った私って悪者? 専門家に聞いた

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問題は社員に妊娠をガマンさせる会社の業務体制

妊婦さんは大変だ!
妊婦さんは大変だ!

   ――なるほど、データには表れないが、マタハラにあいそうな職場の雰囲気を察して、事前に退職してしまう人がかなりいるというわけですね。ところで、投稿に対する意見は「子どもを生むのは自由なのにひどい会社だ」と投稿者を応援するものと、「権利ばかり主張して職場の人間関係に配慮しない態度に怒りを覚える」という反発に二分されています。それぞれの意見について、いかがお考えですか。

川上さん「人としての権利を考えれば、投稿者を応援する声があることは当然かと思います。ただ、職場への影響という観点から仕事に穴が開いてしまう可能性や、妊娠をガマンしていた先輩社員がいることを考えると、投稿者を非難する声に込められた『感情』は理解できます。

一番の問題は、社員に妊娠をガマンさせている会社の業務体制です。戦力が離脱してしまうと困るのは分かりますが、妊娠が原因でなくとも、不慮の事故や病気で突然戦力が離脱してしまう事態はありえるはずです。投稿者も先輩社員も、無理な運営体制の犠牲者だという見方もできると思います。

妊娠をガマンしたり、順番をつけたりしなければならない職場は、働きづらいと思います。働きづらい職場は採用もしづらいはずです。採用難の折、そのような業務体制を続けることは、経営上のリスクでしかありません。これからは、妊娠・出産をめぐる職場からの離脱を女性だけの問題にしないことが大切です。いま国会でも男性の育休義務化の論議が始まっています。夫も含めた対応策を考えるようにしていけば、女性の選択肢も増えていくでしょう」

(福田和郎)

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