2019年 8月 25日 (日)

東京の夜をもっと楽しく面白く! 新しいナイトクラブ「ORIZURU 」の狙い

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   訪日外国人観光客の増加が著しい。そうしたなか、ここ数年指摘されているのが、夜のアクティビティの不足。外国人観光客からの不満の声は少なくなく、コンサートや観劇、ナイトミュージアムなどのイベントは、国を挙げて推奨している。

   そんな現状に、風穴をあけるべく新たに設立されたのが、ナイトクラブ「ORIZURU」を運営するORIZURU entertainment(オリヅルエンターテインメント)だ。エグゼクティブ・ディレクターで世界的に活躍する現役DJの筒井亮さんと、ディレクターでデザイナーの秋葉達雄さんに、ORIZURUのコンセプトや今後の展開を聞いた。

  • ORIZURUエンタテイメントのエグゼクティブ・ディレクターで現役DJの筒井亮さんと、ディレクターでデザイナーの秋葉達雄さん
    ORIZURUエンタテイメントのエグゼクティブ・ディレクターで現役DJの筒井亮さんと、ディレクターでデザイナーの秋葉達雄さん

外国人にとって、東京の夜といえば「歌舞伎町」

   ―― 新しいクラブ「ORIZURU」をオープンしましたが、「ナイトクラブ」をつくろうと思ったきっかけを教えてください。

筒井亮さん「外国人旅行者が日本に来て、昼間は観光して、夜に食事して、その後どうする、となった時に、今もクラブ自体はあるんですが、盛り上がるのは深夜2時くらいで、それまでの時間をどこで過ごすかというと、選択肢が非常に限られています。
観光庁の調査によると、訪日外国人が使用する旅行消費額のうち『娯楽費』が占める割合はわずか3.3%(観光庁、「楽しい国日本」の実現に向けた観光資源活性化に関する検討会議 提言資料より)だそうです。そこで、ナイトエンタテイメントの充実が必要だと考えました。私自身、海外のクラブには遊びに行くし、自分がプレイしにも行きます。日本でも、世界的なDJを呼んでパーティーを開催して、外国人旅行者の皆さんに楽しんでもらいたいと思いました」

   ―― なぜ、「新宿・歌舞伎町」だったのですか。

筒井さん「東京でクラブといえば、六本木や西麻布、渋谷周辺に集まっていて、歌舞伎町にクラブのイメージはありません。しかし多くの外国人から見ると、東京の夜、ネオンのイメージといえば、歌舞伎町です。新宿の宿泊者数は日本最大級ですし、宿泊施設からのアクセスも便利なので、新しいナイトライフの提案としても適している場所だと考えました」

   ―― 「ORIZURU」は、どのようなコンセプトなのですか。

筒井さん「クラブといえば、防音設備などの関係から地下にあることが多く、暗い、文字どおりアンダーグラウンドなイメージが強いですが、『ORIZURU』は歌舞伎町の真ん中のビルの5階にあります。空中階に展開した『折り鶴』をモチーフにしたハイグレードのデザイン空間は、デザイナーの秋葉達雄が担当しました。『ニューヨーク・タイムズ』の特集企画『アジアの次世代リーダーの30人』の一人にも選ばれた秋葉は、飲食店や企業の内装から、海外セレブの別荘や船舶のデザインまで手がけている経験豊富なクリエイターで、大人が楽しめるゴージャスで文化的なスペースをつくり上げました。
また、業界最高峰のサウンドシステムと世界屈指の映像作品を導入し、視覚的にも聴覚的にも新しい体験を演出しています」
秋葉達雄さん「我々が海外で見てきたものを融合させて、お互いの思いは譲らずに、最高のものをつくろうと考えました。最高の音へのこだわりと鏡を使った内装は相性が悪く、喧嘩しながらつくったので、他が真似しようとしても物理的に無理だと思うほどの仕上がりになっています。
じつは天井がガラス張りの上に、斜めに下がっているのも、床をカーペットにして音を吸収させているのも、結果的にいい音が出るようにするためなのです」
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