2019年 9月 24日 (火)

名ばかり働き方改革はイヤだ 「もっと休みを!」と強まる声 

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   働き方改革の成否の評価は、休暇が増えたかどうかにある――。

   インターネットを使った情報サービスを提供しているビッグローブの調査によると、働き方改革が「成功」と考える人たちがあげた理由の第1位は「休暇取得の増加」で、「今後進めて欲しいもの」の1位も「休暇取得の増加」だった。

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働き方改革「成功していると思う」3.4%

   調査は「働き方に関する意識調査2019」の第3弾で、自分が「長時間労働をしている」と考えている人の割合が約4割と、2年前の調査結果とほとんど変わらないことなどもわかった。

   この4月から、働き方改革がスタートしたが、「現時点で働き方改革が成功していると思うか」という質問に対して、「成功していると思う」と答えたのは3.4%。「どちらかというと成功していると思う」(27.6%)と合わせて、約3割の人が「成功」と考えている。

   一方、「成功していないと思う」人は32.6%にのぼり、「どちらかというと成功していないと思う」(36.4%)を合わせれば、7割近い人がまだ改革途上とみていると考えられる。

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   全員に対して「働き方改革で効果があったもの」を複数回答で選んでもらったところ、「休暇取得の増加」が1位で、その割合は33.1%。改革について「成功」「どちらかといえば成功」と回答した割合の合計とほぼ一致する。

   「働き方改革で効果があったもの」の2位以下は、「労働時間の削減」(18.3%)、「夏期休暇等の長期化」(10.3%)、「男女平等の推進」(9.3%)、「週休3日制の推進」(7.2%)――など。

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「頑張って働いても日本の成長望めない」

   「今後、働き方改革として進めて欲しいもの」を質問したところ、「休暇取得の増加」(29.9%)、「週休3日制の推進」(23%)、「夏季休暇等の長期化」(19.5%)、「労働時間の削減」(18.0%)が上位を占め、「働き方改革で効果があったもの」と項目はほぼ共通。期待していた「休暇増」「時短」をめぐって肩透かしを受け、鳴り物入りでスタートした働き方改革だけに、7割近くが消極的に評価したようだ。

   「進めて欲しいもの」として23%がチェックした「週休3日制の推進」。欧州の数か国で試験的に導入されており、その成り行きが注目されている。今回のビッグローブの調査では、週休3日制に賛意を示した20~50代の男女80人に、その理由を質問。「毎日の仕事で疲れるのでゆっくり休みたいから」を40.4%がチェックし、これが最多。「趣味を充実させたいから」(39.3%)、「家族と過ごす時間を増やしたいから」(33.1%)と続いた。

   20代男性に限ると「趣味を充実させたいから」が54.4%で1位。「日本人は働き過ぎだと思うから」(38.8%)、「週4日勤務のほうが能率が上がると思うから」(36.9%)と続き、「頑張って働いても日本の経済成長は望めないから」にも29.1%がチェック。ビッグローブでは「仕事に対する諦念を感じさせる結果となった」と述べている。

   また「週休3日制になった場合、土曜、日曜に加えて休みたい曜日」については「水曜日」が51.7%と他の曜日を引き離して1位に。続いて「月曜日」(23.5%)、「金曜日」(20.5%)の順。性別で見ると、女性は水曜日を希望し、男性は月曜日または金曜日を休みして連休にしたいという希望が強かった。

   なお、調査は2019年7月23日~25日に、全国の20~50代の男女計1000人を対象に実施した。1000人の内訳は年代別に250人ずつ(男女125人ずつ)。

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