2020年 9月 23日 (水)

百花繚乱のキャッシュレス決済 その利用実態はクレカが突出! スマホに「伸びしろ」(J.D.POWER)

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スマホ決済、約半数が不正利用に不安

   スマホ決済に対するイメージを聞いたところ、回答者の約半数が「不正利用される不安がある」(50%)、また約4割は「個人情報漏洩の不安がある」(42%)と回答しており、やはり不安感を拭えていない。ただ、この状況はスマホ決済を利用した人と利用していない人のグループでは、違った姿を見せるようだ。

   スマホ決済を利用したグループは、「ポイント還元や割引クーポンでお得になる」(55%)というイメージが最も多く想起されており、「現金を持ち歩くわずらわしさがない」(44%)、「支払いが素早くなる」(44%)など、ポジティブイメージの回答が多い。

   対照的に、スマホ決済を利用していないグループでは、52%が「不正利用される不安がある」、45%が「個人情報漏洩の不安がある」といったイメージを抱いている。実際に利用した消費者は、その便利さやメリットを実感しているようだが、利用したことのない消費者は安全面への漠然とした不安感から、「初めの一歩」をなかなか踏み出せないようだ。

   また、「支払いができる加盟店が少ない」との答えは、スマホ決済を利用した人の回答のほうが多く(31%)、利用していない人を18%上回っている。利用者が使える加盟店が少ないとのイメージを抱いていることからも、普及に向けて加盟店の拡大も重要なカギであることは間違いなさそうだ。

   利用実態では、QRコード・バーコード決済は過去1か月以内に利用した人が24%である一方、今後利用してみたいキャッシュレス決済については40%と、16ポイント上回っており、今後大きく飛躍する兆しがみてとれる=図表3参照

図表3「過去1か月以内のキャッシュレス決済利用率と今後のキャッシュレス決済の利用意向」
図表3「過去1か月以内のキャッシュレス決済利用率と今後のキャッシュレス決済の利用意向」

   次回は、J.D. パワーが実施したQRコード・バーコード決済サービスを実際に利用している人の満足度調査から、QRコード・バーコード決済の実態や課題について紹介したい。



本社は、米国カリフォルニア州。顧客満足度(CS)調査、コンサルティング、CS向上教育・トレーニングの専門機関。独自のインデックス・モデルを使って顧客満足や顧客経験の構造を明らかにして正確に測定・指数化する。世界の19 のオフィスで、800人以上のアナリスト、統計専門家、エコノミスト、コンサルタント、消費者行動のエキスパートからなるチームを組成。インドや日本、中国、シンガポールなどのアジア圏のほか、北米、豪州、ドイツ、英国など、世界中で顧客満足に関わる情報を消費者と企業に提供する。
調査対象は、自動車、金融、保険、携帯電話、ホテルのほか、ITソリューション、OA機器、自動車部品など多岐にわたる。
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