2020年 5月 25日 (月)

本当は恐ろしい歯周病!「SECRET KILLER」にかからないためには

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   1923年創刊の「TIME」誌は、米国社会にとって影響の大きいニュース雑誌です。その時代の象徴的な人物や事柄を表紙にしています。

   今回は、歯科医師であり、米国抗加齢医学会認定医として活動をしている森永宏喜さんに「歯周病のリスク」について、うかがいます。

「全ての病気は『口の中』から!」(森永宏喜著)さくら舎
  • 怖い歯周病ケアには歯磨き!
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米「TIME」誌の表紙を飾った歯周病

   米「TIME」誌(2004年2月23日号)で、歯周病の特集がされました。表紙を飾った「SECRET KILLER」(秘密の殺人者)の文字。小さな病気と思われがちな「歯周病」ですが、米国では10年以上前から歯周病の危険性が注目され、ガンなどとの関係性が指摘されています。

   著者の森永さんは、最近になって、歯周病のような慢性的な小さな炎症が、がん、糖尿病、高血圧症などの生活習慣病の悪化に影響するということが語られていたと指摘します。

   森永さんは、

「2015年12月、ラスベガスで開催された米国抗加齢医学会総会では、多くの発表者が、この特集を取り上げていました。発表の内容は、歯周病を『心血管疾患の主要な、中心的な原因』として指摘するものがほとんどでした」

と、振り返る。

   さらに、早く炎症を見つけられれば、生活習慣病や認知症のリスクを抑えることが可能になると言います。

「それを可能にしたのが『高感度CRP』です。現在では、慢性の炎症の度合いなどを知るための検査として使われるようになっています。そして、この高感度CRPの検査によって、歯周病の治療をするとCRPの数値が下がるという驚くべきデータが報告されています。私の医院でも、これと同様に歯周病の治療によって、CRPが改善するというデータを得られています」(森永さん)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学サービス創新研究所研究員。
代議士秘書、大手コンサルティングファームで、経営・事業開発支援、組織人事問題に関する業務に従事。IT系上場企業などの役員を経て現職。現在は障害者支援団体のアスカ王国(橋本久美子会長/故・橋本龍太郎元首相夫人)を運営。NHK、民放各社のテレビ出演、協力、経済誌などの掲載多数。著書は多く、近著に「頭がいい人の読書術」(すばる舎)がある。
経営学修士、経済学修士。東京都出身。
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