2020年 7月 11日 (土)

「色」で確実な顧客層をつかむ スタバに「おひとりさま」が多いワケ

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   はじめまして、カラープロポーザーの南川真輝です。「カラータイプ」というビジネスツールを使って、上手に円滑に仕事を進めていく術をご紹介していきたいと思います。

   さて、色には「色彩心理」という、いわゆる「色の意味」があります。私たちは生まれてきてから、目を開ければすべてに色がついていて、無意識のうちに色から心理的効果や生理的効果、精神的効果を得ています。

   ただ、それはじつに日常に溶け込み、当たり前すぎて、特別なものとは感じていないのが実情。しかし、色を変えることで売り上げが上がったり、狙った顧客層のターゲットがGETできたりするとしたらどうでしょう。

   たとえば、コーヒーチェーン大手の「スターバックスコーヒー(ジャパン)」を見てみると......。

  • 「わたしたちは『色』から、無意識のうちに心理的効果を得ています」(南川真輝さん)
    「わたしたちは『色』から、無意識のうちに心理的効果を得ています」(南川真輝さん)
  • 「わたしたちは『色』から、無意識のうちに心理的効果を得ています」(南川真輝さん)

スタバの「緑」は安らぎを与えてくれる

   スターバックスがシンボルマークなどに使っている色は、「緑と黒」。そして、お店のインテリアには木とコンクリートを基調としています。
   「緑」の色彩心理には、おだやか・バランス・平和主義・リラックス・休憩・成長などの意味があります。
   まさに「緑」は私たちの生活の中で、森林をイメージし、人間にとって一番無刺激の色なのです。そこにあって当たり前で、おだやかな安らぎを与えてくれます。

   また、「黒」の色彩心理には、孤独・独立心・完璧主義・クール・近寄りがたいなどの意味があります。「独り」というキーワードが多いのです。

   そう、スターバックスは「おひとりさま」のお客様を多く見かけるのです。パソコンを開いて一人で仕事をしていたり、一人で読書をしていたり......。

   店内に二人組は見かけることがあっても、大人数でワイワイしている光景は少ないと思いませんか。さらには子どもも少ない。そもそも、子どもが集まるような配色ではないのです。

   「黒」は近寄りがたく、コミュニケーションをあまり取りたがらない色といえます。まさにスターバックスの配色は、大人をターゲットに、他人とのコミュニケーションは控えて、「一人で、リラックスして過ごしてくださいね」、と言っているのです。

   また、男性が入店しやすい配色であるともいえます。

みなみかわ まき
南川真輝(みなみかわ・まき)
カラープロポーザー/整理収納アドバイザー
一般社団法人カラータイプ協会副会長兼オンライン&KIDS講座リーダー。
協会認定講座やセミナーを年間300回開催するほか、カルチャースクールや企業セミナー、学校教育での講座やセミナーなどの実績多数。テレビやラジオでも活躍する。人の個性を「色」に置き換えて性格や思考を読み、コミュニケーションの円滑化や売り上げアップに貢献するビジネスの提案、人材の適材適所の判断、その人にあった教育や子育ての提案など、色の効果を通じて大人も子どもも生きていくうえで大切な力の身に付け方、「十人十色」の大切さを伝えている。
 和文化が好き。2018年8月から東京在住。大阪府出身、36歳。
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