2020年 7月 15日 (水)

理不尽をチャンスに変えろ! いまのビジネス社会をどう生き抜く?

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   ビジネスパーソンに求められるのは、まずは仕事を処理する能力です。すぐやるからこそ、量をこなせる。まずは、「すぐにやること」「動き出すこと」が大切です。

   当然、いくつもの仕事が重なってきます。そのためには問題処理能力、優先順位の判断、そしてトラブルシューティングをあらかじめ準備することが必要になります。それでも、あまりにも多くの仕事を押し付けられたとき、「絶対に無理だと思ったことを可能にする仕事術」があります。

「『明日やろう』『後でやろう』がなくなる すぐやるスイッチ」尾藤克之著(総合法令出版)
  • 会社は理不尽なことばかりで……
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会社内の理不尽にどうやって対抗する?

   仕事に対する考え方や、取り組む姿勢。具体的な仕事の処理方法、トラブルシューティングの実例。どういう資質、資格などが便利なのかを紹介します。

   私がとあるコンサルタント会社に勤務していたときのエピソードです。いまでも、この出来事を思い出します。筆者が中心となって進めていたプロジェクトがありました。簡単に言えば、ピアノの販路開拓プロジェクトです。

   当時のピアノ市場は、ヤマハとカワイで9割のシェアを占めていました。しかし、国内には多くのピアノメーカーがあり、大手に対抗すべくピアノ組合を設立していました。とはいえ、この販路開拓はそう簡単なことではありません。

   想定された販売チャネルはホームセンター、通信販売、音楽大学などでの実演販売、百貨店などの4経路です。しかし、チャネル先と交渉していくと全滅となります。価格と、ピアノの大きさがクリアできません。

   数日頭を空っぽにして、なんとか別の可能性がないものか模索しました。その結果、一つの可能性が浮かび上がります。それはショールーム販売でした。

   当時、大きなショールームを所有し、価格と大きさの問題をクリアできる場所は、日本に1か所しかありませんでした。数年前に経営権を巡る父娘の騒動で有名になった家具メーカーです。さっそく連絡をしてみたところ、現社長とコンタクトが取れ、幸運にもすぐに当時の社長(父親)と面会することができました。

   結果的に、ショールーム販売は実現して話題になります。

   しかし、最終報告会を前に筆者はプロジェクトから外れました。最終的にこのプロジェクトは頓挫します。外れたあと、ショールームに置くピアノをめぐって調整がうまくいかなかったのです。なぜか、最終的に頓挫した責任は押し付けられることになりました。1週間後、新規開拓専門部署に異動になります。その後、自分なりに検証し退職を決意したのでした。

尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学サービス創新研究所客員研究員
代議士秘書、大手コンサルティングファームで、経営・事業開発支援、組織人事問題に関する業務に従事。IT系上場企業などの役員を経て現職。現在は障害者支援団体のアスカ王国(橋本久美子会長/故・橋本龍太郎元首相夫人)を運営。NHK、民放各社のテレビ出演、協力、経済誌などの掲載多数。著書は多く、近著に「頭がいい人の読書術」(すばる舎)がある。
経営学修士、経済学修士。東京都出身。
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