【BuzzBiz2020】思いきり破壊してスッキリ! 「やってはいけないことを、より楽しく、よりFUNNYに!!」
2020.01.05 11:45
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会社勤めしながら、起業資金を調達
―― どのような点にワクワクしたのでしょうか。
河東社長「本来、社会でモノを壊すことは、暴力的でやってはいけないこととされていますよね。でも、誰でも一度は、『やってはいけないことをしたい』と思ったことがあるはずです。社会的な制度や秩序が整備されていくほど、本能的な自我を表現したいという人は増えるのではないでしょうか。
そんな人間の本能的な欲求を楽しみながら、満たすことができるという点に魅かれました。何より『私だったらやってみたい』と。ならば、同じような人たちがたくさんいるのではないか。そんな思いが原点にあります」
―― 実際に事業を始めるまでには少し時間がかかっていますね。
河東社長「この事業の起業を考えたのが2016年で、当時はまだ大学生でした。インターンシップ先で知り合った仲間たちにこの事業の話を持ちかけ、4人のメンバーで起業を決めたものの、事業資金がまったくありませんでした。
そこで私は、すでに就職先が決まっていた会社に半年間勤め、資金を貯めながら、財務の知識を学びました。メンバーたちも、それぞれアルバイトなどで資金を貯め、資金のメドがついたので、2019年1月に会社を設立。5月にサービス開始にこぎ着けました」
―― 事業をスタートするにあたり、クラウドファンディングもされたそうですね。
河東社長「クラウドファンディングで集めた70万円ほどで、メンバー4人でアメリカに視察に行きました。同じサービスを展開している会社の社長に話をうかがって、ビジネスのコンセプトを再確認したり、事業を運営するうえでの安全対策を教えてもらったりするなど、多くの情報を得ることができました。
お客様につなぎの服やヘルメットの着用を義務付けるという点は、アメリカのサービスから学んだことです」