2024年 4月 27日 (土)

【BuzzBiz2020】思いきり破壊してスッキリ! 「やってはいけないことを、より楽しく、よりFUNNYに!!」

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経済的に豊かになって母を海外旅行に連れていきたい

―― 起業に興味を持たれたのはいつ頃でしょうか。

河東社長「大学2年生になった頃には、自分でビジネスを立ち上げたいという目標を持つようになっていました。高校まではバスケットボールを真剣にやってきて、目標に向かって充実した日々を送っていたのですが、大学進学にあたって学費を自分で稼がなくてはならず、バスケットはあきらめることになりました。目標を失ってつらい日々でしたし、アルバイトを始めて稼ぐことの大変さを知りました。
私は母子家庭でしたので、高校までは母親が寝る暇を惜しんで働いたお金でバスケットをやらせてもらっていたんだと気が付きました。ダブルワークをしながら、兄と自分のためにすべてを捧げてくれていた母に、親孝行したい。そのためには、私自身が経済的に豊かになって、海外旅行に連れていってあげることができるような人間になりたいと思ったのです。
大学4年生の時には1年間休学して、インターンでベトナムのハノイで一からビジネスを構築するスタートアップも経験しました。帰国後は、起業スクールに入り、仲間やメンターたちと切磋琢磨しながら、起業のノウハウを学びました」
地下1階、アーティストとのコラボにも積極的に取り組む
地下1階、アーティストとのコラボにも積極的に取り組む

―― この事業の課題はありますか。

河東社長「おかげさまで、このサービスはお客様からも好評で、先日は1日で80名がいらっしゃいました。今後は、店舗を複数に増やすことを検討しており、そのためにも、まずは1号店であるこのお店の収益性をしっかりと構築していくことが求められます。私たちのサービスは、エンターテイメント性は非常に高いものの、購入頻度が低いという傾向にあります。今後の店舗展開に必要な資産を作っていくために、固定客をどのように作るのか、近郊地域のお客様をどのように取り込んでいくのかといった点が課題です」
モノを破壊しつくしてスッキリ!
モノを破壊しつくしてスッキリ!
  

―― 今後、どのような事業展開を考えていますか。

河東社長「今は、地下1階にモノを壊す部屋と自由に落書きができるスペース、1階に斧を投げるサービスとクロスボウを撃てるサービス、そしてカフェ&バーを併設しており、お酒を飲んだりおしゃべりしたりできる空間も提供しています。要望に応じて、コース料理も提供でき、会社のイベントや福利厚生でも使っていただけるようにしています。アメリカでは、チームビルディングの一環でこういったサービスを使っている会社もあるそうです。
今後は、原価で飲み物を提供する『原価バー』や、さまざまなアーティストとのコラボ、壊したモノを別のモノに生まれ変わらせる、アップサイクルグッズの販売なども考えています。目標としては、近いうちに都内に2号店をオープンさせ、将来的には全都道府県に1店舗はあるようなサービスを目指したいですね」

(聞き手 戸川明美)

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