2024年 4月 26日 (金)

お声がかからないのはワケがある 「理解してから理解される」極意【ひろ子ママの教訓 その3】

○○世代は大正時代から、ミレニアル世代まで20もある!

   高齢化社会になって行く中で、ひと昔前までは、20~55歳だったものが、これからは20~70歳というように、一緒に仕事をしていく人の幅は少しずつ広がってきています。

   たとえば、○○世代(同じ時代に生まれた人たちのことをまとめた呼び方です)について調べてみました。大正世代から始まり、ミレニアル世代まで全部で20もの世代あるそうです。

   仮に60歳を退職年齢として考えると、20~60歳に間には、「しらけ世代」「バブル世代」「新人類」「氷河期世代」「団塊ジュニア」「ポスト団塊ジュニア」「プレッシャー世代」「ゆとり世代」「新人類ジュニア」「さとり世代」「ミレニアル世代」と、なんと11の世代が入り交じって仕事をしていることになります。

   生きてきた時代の背景がまったく違うので、感じ方一つとっても世代間で全然異なるのは当たり前ですよね。

   わかりやすい例だと、

「残業は当たり前、働けるだけ働いていた。」
「残業はそこそこで、仕事が終わったら帰る。ライフワークバランスだよね。」

   そもそも生きてきた背景が違うので、どちらの感覚も間違っていません。

   いろんな場面で耳にすることも多いかと思いますが、スティーブン・R・コヴィー氏の7つの習慣の中の「第5の習慣」に、「理解してから理解される」という項目も参考になります。

   相手に理解されたい、受け入れてほしいと感じた時には、まずは相手のことを理解すること。「そんなこと知っているよ」と思ったあなた、「知っている」と「やっている」では、ひと文字違っただけで、まったく違います。ぜひ、騙されたと思ってやってみてください。

   上司と部下の関係であっても、身内であっても、別の人間なので、お互いが完璧にわかり合えることは、私はないと思っています。だからこそ、相手のことを知ろう、お互いが少しでもわかり合えるためにコミュニケーションを取るのです。

   居場所だって、そう。自分で作っていくものです。そうすると、仕事でも飲み会でも、声をかけてもらいやすくなりますよ。

   あとは、「年上だったら、少し多めにお支払いしてもらえるとうれしいな」そんな、ひろ子ママの心の声でした。(ひろ子ママ)

ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
仮想スナック「ひろこ」を経営
古代マヤ暦シンクロ協会認定講師、ライター

不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。鳥取県生まれ、大阪在住。多拠点生活に向けて活動中。
「キャリア50」https://career50.jp/?s=ひろ子ママ
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