2024年 4月 19日 (金)

経験者だからわかる、言える 知られたくない男性の悩みに寄り添うウィッグ開発秘話!

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

課題は自然さ、快適さをどんな状態でも維持すること

顧客の声を聞いて開発に協力(荒木拓課長代理・左と松永博史次長)
顧客の声を聞いて開発に協力(荒木拓課長代理・左と松永博史次長)

―― 男性用ウィッグの開発には、営業企画部メンズ企画グループの松永博史さんと荒木拓さんが、顧客の声を集めて、後押しされたとお聞きしています。

松永博史氏「お客様に直接ヒアリングして、『前髪を上げたスタイルをやってみたい』『誰かが後ろに立つと気になる』という声をとても多くいただきました。そこで開発には、自信をもって前髪を上げるスタイルができる商品、後ろに誰かが立っても気にならない、360度自然に見える商品を開発してほしいと伝えました」
荒木拓氏「今までは、年配のお客様が希望する髪の量感を再現(髪の量を少なく)すると、ベース(下地)が見えやすくなってしまい、納品が非常に難しかったのですが、今回の『レクアソリッド』は理想の髪の量で、なおかつお客様ご自身でセットがしやすいという喜びの声をいただいています」

―― 今後、どのような商品が登場してくるのでしょうか。

矢内大輔氏「ウィッグの構造は、『ベース』『毛髪』『装着』の三つしかありません。ですので、ある程度成熟した商品環境の中で、突然大幅な進化が起きることは考えにくいです。
ただ、三つそれぞれの課題を一つずつ丁寧に改善し続けることで、まだまだ進化の幅が残っていると思います。特に自然さ、快適さをいかなるシチュエーションでも維持することが今後の課題です。
逆にウィッグの手前、我々が『増毛』と呼んでいる分野では、どのようなお客様ニーズにもお応えするという点で、多くの課題が残っており、今後ますます追求して行く必要があります。この分野での新商品の開発が、弊社の成長を促すうえで、とても重要と認識しています」
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