2024年 4月 19日 (金)

50代、後悔しないために「今」できることをやる!【ひろ子ママの教訓 その5】

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家族のあいだにわだかまりを感じたら......

   恥ずかしながら、わたしと祖父との関係性の話を......。もともと私は鳥取、祖父は山口に住んでいたため、大型連休などで帰省しない限り、めったに会いませんでした。小学生、中学生までは夏休みに親と一緒に帰省することもありましたが、高校過ぎると会いませんでした。

   ある親戚の集まりで、15年ぶりに祖父との再開。久しぶりに会った祖父からの最初の言葉は「わしには孫はおらん」でした。

   30歳になったわたしの心に「ぐさっ」とささり、涙を堪えたことを覚えています。同時にこれまでの祖父の寂しさを感じました。

   東京に戻ったわたしは、そこから毎月、祖父にハガキを書きます。内容は「元気? 健康でいてね」でした。届くと祖父から電話がかかってきます。当時のわたしの心境は『償い』もあったのかもしれません。祖父が亡くなるまでの期間のやり取りの中で、お互いの『わだかまり』は無くなっていたんじゃないかな、と思います。これは、後悔を解消できたパターンですね。

   高校から大学を卒業するくらいまでを、家族と一緒に過ごした方は少なくないのではないでしょうか。でも、社会人になってからは、どうですか? 距離にもよりますが、実家と遠く離れた地に住んでいるので会うのは年に1~2回というのが平均的なのかなと思います。

   たまに、家族に5~10年会っていないという方にお会いします。

「ある出来事がきっかけで会わなくなった」
「親から解放されたかった」

   理由は、それぞれでしょう。

   ただ、そのわだかまりを残したまま、家族に会えないままになってしまうことがあるのも現実です。

ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
仮想スナック「ひろこ」を経営
古代マヤ暦シンクロ協会認定講師、ライター

不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。鳥取県生まれ、大阪在住。多拠点生活に向けて活動中。
「キャリア50」https://career50.jp/?s=ひろ子ママ
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