「パワハラ防止法」施行目前 気をつけたほうがいい言葉遣いはこれだ!【ひろ子ママの教訓 その6】
2020.02.18 07:00
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「叱る」のNGワードのパターンを知ろう
広辞苑では、「怒る」の意味として「叱る」とも書いてあり、似た意味として扱われているようです。
しかし、指導法としての「怒る」は、「ただ相手に感情をぶつけること」、「叱る」は「相手の成長を促すために指摘すること」、と別々の意味として捉えられています。
怒りに任せて、怒鳴ってしまったことがある方は要注意。怒るから叱るに変えていきましょう。その日の機嫌、気分によって左右されるのは怒りです。
さらに、「叱る」にも注意が必要です。さっそく明日から使えるポイントを、お伝えしていきます。
一般社団法人アンガーマネジメント協会の叱る時のNGワードから、抜粋です。
(1)過去言葉
・前から言っているけど
・何度も言っているけど
(2)責め言葉
・なんで?
・どうして?
(3)決めつけ言葉
・いつも
・絶対
・必ず
(4)程度言葉
・しっかり
・ちゃんと
・きちんと
(1)~(4)は、ふだん何気なく使ってしまう言葉ばかりですね。わたしもすべて使ったことがあります。叱り方によって、部下の成長スピード変わります。時代が変化していく中では、上司も努力が必要ですね。
Eさん、まだまだ人事部長としての役割はたくさんありますよ。引き続き学びと実践を深めましょう。(ひろ子ママ)