2020年 6月 6日 (土)

【決着! 企業分析バトル】短期目線の投資に「落とし穴」 苦手なファンダメンタル分析の重要性知る(慶應義塾大学)

印刷

   1年間の企業分析バトルを終えた。ファンダメンタル分析を得意としない自分としては、やや不安がありながらのスタートだった。

   短期投資の目線になると、つい企業分析を疎かにしてしまう。そのあたりが響いて......。

   チャレンジした「シューカツに役立つ企業分析バトル カブ大学対抗戦」だが、この1年を総括して、反省しながら振り返ってみる。

  • 横浜家系ラーメン「町田商店」などを展開。東証マザーズに上場する「ギフト」(ギフトのホームページから)
    横浜家系ラーメン「町田商店」などを展開。東証マザーズに上場する「ギフト」(ギフトのホームページから)
  • 横浜家系ラーメン「町田商店」などを展開。東証マザーズに上場する「ギフト」(ギフトのホームページから)

「シェアリングテクノロジー」の失敗で学んだこと

【総資産の合計】
1年間の投資総額     192万4000円
回収した金額        207万5000円
損益の状況     プラス15万1000円

   最初の銘柄として選んだ「ギフト」は短期投資目線の「買い」だった。IPO(株式の新規公開)直後の飲食銘柄で、横浜家系ラーメン「町田商店」などを展開。ほぼ安値で拾うも中途半端なところで利益を確定してしまった。これはよくなかったと思う。

   ギフトはIPO後、商品単価を上げていた。これが、経常利益に反映されるまでは保有していてもよかったのではないかと感じる。また、IPOの飲食銘柄でありがちな、株主優待の新設で、株価が安定的に上昇するパターンも考えられた。この2点が株価に反映されれば、さらに含み益を伸ばしていただろう。

   次に選んだ銘柄は、「シェアリングテクノロジー」。この銘柄を選んだのは失敗だったように思う。最初にシェアリングテクノロジーを買ったのは、決算での大きな下げからだ。その決算では、営業CF(キャッシュフロー)が大幅のマイナスで経常利益が伸びているような決算だった。M&A(企業の合併・買収)による「負」ののれんによって、経常利益が伸びているように見える決算で、株価は大幅に下落した。

   自分としての浅い分析としては、「買い」と判断してしまった。理由としては、決算が出るよりも前にM&Aなどは開示されているはずなので、それが理由で下げるとしたら、市場の過剰反応ではないかと感じたからだ。

   これが、のちに大きく含み損を抱える結果となってしまう。反省点としては、買収先を分析すればよかったのだと思う。たとえば、事業内容との相乗効果がなければ、「負」ののれんを目的とした買収の可能性が考えられる。また、買いエントリー後の損切りポイントとしては、社長が自分の株を売りに出しているときだと思う。

   短期目線になると、企業分析をあまりしないので、こういうことを「企業分析バトル」で経験できてよかった。

今すぐ無料会員に登録して、コメントを書き込もう!
お知らせ

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中